経営者JP総研調査「エグゼクティブの思う自分の強み・弱み」
エグゼクティブ向けの転職・キャリア支援サービスを展開する株式会社 経営者JP(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長・CEO 井上和幸)は、日ごろお付き合いのあるエグゼクティブ男女約2,000 名(有効回答数 109名)を対象に、「自分の強み・弱み」について、リアルな声を伺いました。 企業の経営を担うエグゼクティブは、今後のキャリアについて考えるときや、組織やチームをつくるうえで自身の「強み・弱み」と向き合うことが多いのではないでしょうか。今回の調査では、経営者JPで2021年10月にリリースした「経営者力診断(経営人材度アセスメント)https://bit.ly/3tCMYQk」内、経営者力を決定づける“5つの力”を基にエグゼクティブの思う自身の強み・弱みを明らかにし、その改善・カバーのためにやっていることなどを明らかにしました。
1.多くのエグゼクティブが“構想力”を自身の強みと回答
「ビジネス上で特に自身の強みだと感じている部分」について伺うと(図1参照)、「事業や組織のビジョンを示す(構想力)」と「社内外含め、信頼関係の構築と維持(リーダーシップ力)」が32.1%と最も多く、「多様な利害や意見の中での全体最適判断(決断力)」が2番目で31.2%、「市場の動向や事業に関連する情報収集(構想力)」が3番目で29.4%という結果になりました。
事業や組織のビジョンを示したり、市場の動向や事業に関する情報収集をしたりする“構想力”が多く上位にランクインしており、多くのエグゼクティブは“構想力”を自身の強みだと考えていることが分かりました。また、信頼関係の構築と維持などの“リーダーシップ”や多様な利害や意見の中での全体最適判断などの“決断力”も多くのエグゼクティブにとって強みと考えられており、逆に“学習力”や“実行力”はあまり強みとは考えられていないようです。
2.圧倒的に多くのエグゼクティブが、どんな状況でも徹底的に業績へコミットする“実行力“ が弱みと回答
「ビジネス上で特に自身の弱みだと感じている部分」について伺うと(図2参照)、「どんな状況でも徹底的に業績へコミット(実行力) 」が35.8%と最も多く、「ぶれない判断基準をもった的確な意思決定(決断力) 」が2番目で20.2%、「自分の学びを周囲に共有し、事業や実務に活かすこと(学習力) 」が3番目で18.3%という結果になりました。
圧倒的に多くのエグゼクティブが、どんな状況でも徹底的に業績へコミットする“実行力“ を弱みと考えており、また、自分の学びを周囲に共有し、事業や実務に活かす“学習力”は強みと考えているエグゼクティブも非常に少なく(8.3%)、多くのエグゼクティブにとっての弱みであることが明らかになりました。一方、ぶれない判断基準をもった的確な意思決定をする”決断力”については強みと考えているエグゼクティブもほぼ同数(22.9%)おり、多くのエグゼクティブにとって強みであり弱みであるようです。
3.多くのエグゼクティブは、自らの弱みを改善・カバーするために「学びの継続」「社内外のコミュニケーション強化による情報収集」「組織体制の強化」 を行っている
弱みを改善・カバーするためにやっていることについて伺うと(表1参照)、大きく分けて「学びの継続」「社内外のコミュニケーション強化による情報収集」「組織体制の強化」 の3つが挙げられました。
セミナーや研修への参加、書籍などから学び情報収集をする人もいれば、社内外の人とのコミュニケーションを通して情報収集し視野を広げている方もみられました。また、「組織体制の強化」の回答中には、「自分の弱みを補うことのできる幹部人材の採用」によって自らの弱みをカバーする意見や「各個人の強みを活かしてチーム分けする」ことで組織体制を強化する意見が見られました。多くのエグゼクティブはこれら主に3つの活動によって自らの弱みを改善・カバーしていることが分かりました。
コミュニケーション強化の意見が多い一方で、「人の意見を聞きすぎると多様な意見に引きずられてしまうためファクトに基づく考えができるよう心がけている」や「週1必ず予定を入れずに1人で考える時間を設けている」などの意見も見受けられました。
【調査結果のまとめ】
多くのエグゼクティブが“構想力”を自身の強みと回答
圧倒的に多くのエグゼクティブが、どんな状況でも徹底的に業績へコミットする“実行力“ を弱みと回答
多くのエグゼクティブは、自らの弱みを改善・カバーするために「学びの継続」「社内外のコミュニケーション強化による情報収集」「組織体制の強化」 を行っている
■調査概要
・実施期間:2023年9月14日~2023年9月28日
・調査対象:経営者及び管理職にかかわる男女
・調査機関:経営者JPメルマガ会員:約2,000名
(有効回答数109名)
・調査手法:インターネット調査
■株式会社 経営者JPについて
弊社は、明日の日本を担う志高き経営者・リーダーを育成・輩出するための「集い、学び、執行する最高の場」を提供すべく4事業を展開しております。http://www.keieisha.jp/
■経営者力診断について
経営者JPでは創業以来、独自に蓄積してきた経営人材に関する膨大なデータから、「経営者力」について、以下の方程式が成り立つことを明らかにしています。
「経営者力診断」は、この“5つの力”それぞれについてセルフチェックができるオンライン診断です。今まで定量化できていなかった「経営者力」を可視化し、各因子の特定・解析を基に、経営人材度を客観指標で明らかにすることで、ご自身のマネジメント力を自己チェックいただける、経営者JPオリジナルのアセスメントツールです。また、対象となる求職者に受験してもらうことで、人事担当者は自社の管理職登用・経営幹部登用の参考資料として、経営層育成・経営層選抜の職務適性を見極めるヒントを得ることができます。(経営者力診断について:https://www.keieisha.jp/amp_lp/ )
エグゼクティブ向けの転職・キャリア支援サービスを展開する株式会社 経営者JP(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長・CEO 井上和幸)は、日ごろお付き合いのあるエグゼクティブ男女約2,000 名(有効回答数 109名)を対象に、「自分の強み・弱み」について、リアルな声を伺いました。 企業の経営を担うエグゼクティブは、今後のキャリアについて考えるときや、組織やチームをつくるうえで自身の「強み・弱み」と向き合うことが多いのではないでしょうか。今回の調査では、経営者JPで2021年10月にリリースした「経営者力診断(経営人材度アセスメント)https://bit.ly/3tCMYQk」内、経営者力を決定づける“5つの力”を基にエグゼクティブの思う自身の強み・弱みを明らかにし、その改善・カバーのためにやっていることなどを明らかにしました。
1.多くのエグゼクティブが“構想力”を自身の強みと回答
「ビジネス上で特に自身の強みだと感じている部分」について伺うと(図1参照)、「事業や組織のビジョンを示す(構想力)」と「社内外含め、信頼関係の構築と維持(リーダーシップ力)」が32.1%と最も多く、「多様な利害や意見の中での全体最適判断(決断力)」が2番目で31.2%、「市場の動向や事業に関連する情報収集(構想力)」が3番目で29.4%という結果になりました。
事業や組織のビジョンを示したり、市場の動向や事業に関する情報収集をしたりする“構想力”が多く上位にランクインしており、多くのエグゼクティブは“構想力”を自身の強みだと考えていることが分かりました。また、信頼関係の構築と維持などの“リーダーシップ”や多様な利害や意見の中での全体最適判断などの“決断力”も多くのエグゼクティブにとって強みと考えられており、逆に“学習力”や“実行力”はあまり強みとは考えられていないようです。
2.圧倒的に多くのエグゼクティブが、どんな状況でも徹底的に業績へコミットする“実行力“ が弱みと回答
「ビジネス上で特に自身の弱みだと感じている部分」について伺うと(図2参照)、「どんな状況でも徹底的に業績へコミット(実行力) 」が35.8%と最も多く、「ぶれない判断基準をもった的確な意思決定(決断力) 」が2番目で20.2%、「自分の学びを周囲に共有し、事業や実務に活かすこと(学習力) 」が3番目で18.3%という結果になりました。
圧倒的に多くのエグゼクティブが、どんな状況でも徹底的に業績へコミットする“実行力“ を弱みと考えており、また、自分の学びを周囲に共有し、事業や実務に活かす“学習力”は強みと考えているエグゼクティブも非常に少なく(8.3%)、多くのエグゼクティブにとっての弱みであることが明らかになりました。一方、ぶれない判断基準をもった的確な意思決定をする”決断力”については強みと考えているエグゼクティブもほぼ同数(22.9%)おり、多くのエグゼクティブにとって強みであり弱みであるようです。
3.多くのエグゼクティブは、自らの弱みを改善・カバーするために「学びの継続」「社内外のコミュニケーション強化による情報収集」「組織体制の強化」 を行っている
弱みを改善・カバーするためにやっていることについて伺うと(表1参照)、大きく分けて「学びの継続」「社内外のコミュニケーション強化による情報収集」「組織体制の強化」 の3つが挙げられました。
セミナーや研修への参加、書籍などから学び情報収集をする人もいれば、社内外の人とのコミュニケーションを通して情報収集し視野を広げている方もみられました。また、「組織体制の強化」の回答中には、「自分の弱みを補うことのできる幹部人材の採用」によって自らの弱みをカバーする意見や「各個人の強みを活かしてチーム分けする」ことで組織体制を強化する意見が見られました。多くのエグゼクティブはこれら主に3つの活動によって自らの弱みを改善・カバーしていることが分かりました。
コミュニケーション強化の意見が多い一方で、「人の意見を聞きすぎると多様な意見に引きずられてしまうためファクトに基づく考えができるよう心がけている」や「週1必ず予定を入れずに1人で考える時間を設けている」などの意見も見受けられました。
【調査結果のまとめ】
多くのエグゼクティブが“構想力”を自身の強みと回答
圧倒的に多くのエグゼクティブが、どんな状況でも徹底的に業績へコミットする“実行力“ を弱みと回答
多くのエグゼクティブは、自らの弱みを改善・カバーするために「学びの継続」「社内外のコミュニケーション強化による情報収集」「組織体制の強化」 を行っている
■調査概要
・実施期間:2023年9月14日~2023年9月28日
・調査対象:経営者及び管理職にかかわる男女
・調査機関:経営者JPメルマガ会員:約2,000名
(有効回答数109名)
・調査手法:インターネット調査
■株式会社 経営者JPについて
弊社は、明日の日本を担う志高き経営者・リーダーを育成・輩出するための「集い、学び、執行する最高の場」を提供すべく4事業を展開しております。http://www.keieisha.jp/
■経営者力診断について
経営者JPでは創業以来、独自に蓄積してきた経営人材に関する膨大なデータから、「経営者力」について、以下の方程式が成り立つことを明らかにしています。
「経営者力診断」は、この“5つの力”それぞれについてセルフチェックができるオンライン診断です。今まで定量化できていなかった「経営者力」を可視化し、各因子の特定・解析を基に、経営人材度を客観指標で明らかにすることで、ご自身のマネジメント力を自己チェックいただける、経営者JPオリジナルのアセスメントツールです。また、対象となる求職者に受験してもらうことで、人事担当者は自社の管理職登用・経営幹部登用の参考資料として、経営層育成・経営層選抜の職務適性を見極めるヒントを得ることができます。(経営者力診断について:https://www.keieisha.jp/amp_lp/ )
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