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最近流行りのファッションレンタル、使っているのはどんな層?ホリエモン「感度が高い人じゃない!」

野口直希

2017/11/27(最終更新日:2017/11/27)


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最近流行りのファッションレンタル、使っているのはどんな層?ホリエモン「感度が高い人じゃない!」 1番目の画像

 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。

 『堀江貴文のQ&A「借り放題の秘密!?」〜vol.906〜』では、ホリエモンが徐々に普及しているファッションレンタルサービスについて語った。

 今回取り上げたのは、「ファッションレンタルサービスが流行っていますが、そこで富裕層、高所得者向けに、月額定額制でキュレーターが選んだ10万円相当のコーディネート一式が毎月送られてくるサービスなんて欲しいと思いませんか。ユニクロの「UT」の高級版的な感じでしょうか。

 そこで問題ですが、仮に月額3万として、10万円相当の商品を提供すると普通に考えて赤字ですが、どのような取り組みで仕入れコストを下げ、利益を出せばいいですか。やっぱり購入式でなくレンタルで回して、欲しい人は買取りとかがいいんですかね」という質問。

ホリエモン「ファッションレンタルは個人でやるのは難しいんじゃないかな」

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 ホリエモンは「おそらく独立系だと厳しいだろうね。月額レンタルはユニクロなどのSPAの運営でないとペイしないと思う」と回答。

 ファッションレンタルサービスのヒットを受けて、月額定額制でキュレーターが選んだコーディネートが送られてくるサービスをやりたいという質問者。ホリエモンは発想自体は否定しないものの、現状のアイデアではおそらく費用対効果は悪くなると指摘している。

 最近少しずつ利用者も増えているファッションレンタルサービスは、その名の通り新しい服が送られてきて、一定期間着用できるサービス。送られてくる服は全て新品である場合がほとんどだ。

 この説明だけだとサービス側のマイナスが凄まじいように思えるが、実はこれらは運営元が服を製造している場合がほとんど。例えば、レンタルサービス大手のメチャカリを運営するのは、アースミュージック&エコロジーを製造しているストライプインターナショナルだ。

ホリエモン「メチャカリの利用者層はファッション感度が高い人ではないよ!」

 運営会社がそのまま服の製造元であれば、自社の服をそのままレンタルに回すことができる。また、一度レンタルした服はそのまま中古市場に流してしまうため、無駄なコストが出にくいのだ。

 今回の質問者のように一般人がファッションレンタルをやろうとすると、まず服を購入するところから始めなければならないし、維持管理費用もかかる。これらのコストを上回るほどの利益はなかなか出ないというのが、ホリエモンの見解だ。

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 ホリエモンによれば、こうしたレンタルサービスは服屋以外なら腕時計やバッグなどでなら上手くいっているのだとか。たしかに時計やバッグを一時的に使いたいという機会は少なくなさそう。エルメスなどの高級ブランドが、レンタルでも注目されているらしい。

 一方、メチャカリが支持されているのはファッションが好きでいろんな服を試したい層ではなく、むしろファッションにあまり興味がない層。送られてくる服を着るだけでいいのでコーディネートで迷うことも少ないし、同じ服ばかり着ることもなくなる。

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 特にアースミュージック&エコロジーは体のラインも出づらく、ファッション感度が高い層が勝負服として着るというよりは、多くの女子に似合いやすいファッションとして選択されることも多い。

 こうしたブランド傾向が、レンタルサービスとうまくマッチしていたのだ。まだまだ拡大しそうなファッションレンタルサービス。これからさらに新たな利用方法が見つかるのかもしれない。

  ホリエモンがファッションレンタルについて語った『堀江貴文のQ&A「借り放題の秘密!?」〜vol.906〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ!


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