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暑い夏を迎える前に! エアコンの電気代を節約するコツ3選!

粕谷満子

2016/09/13(最終更新日:2016/09/13)


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出典:mannyrutinel.com
 そろそろ本格的に夏を迎えることになるが、現代の夏に欠かせないのが、エアコンである。エアコンがなくても大丈夫という人も中にはいるだろうが、現代社会では特にオフィスなどでは空調は必要不可欠になっている。

 今回はそんな夏に欠かせないものとなった、エアコンの電気代を節約するコツを紹介していこう。

普通、エアコンの電気代ってどれくらいなの?

  エアコンの電気代の節約方法を紹介する前に、高い高いといわれているエアコンの電気代は実際にはいくらなのかを紹介していこう。エアコンと一口に言っても業務用から家庭用まで様々なものがあり、それぞれに能力が異なる。

 そこで今回は家庭用の一般的なものに関して考えていこう。家庭用の中でもエアコンには部屋の大きさに応じたタイプわけがあり、6畳タイプから18畳タイプまである。

 6畳タイプが最もエネルギー消費が小さいので電気代が安く、消費電力が約600W、電気が1時間で15円程度である。部屋の大きさが大きくなるにしたがい、当然エアコンの消費電力も大きくなり、時間当たりの電気代も大きくなる。

 一番大きい18畳タイプのものは消費電力が2300W程度で、1時間の電気代が60円弱といったところである。また、一般的な家庭の1ヵ月あたりの平均エアコン電気代は2013年の資源エネルギー庁の調査によると約年間で約8,850円、エアコンを使用するのが一年のうち夏場と冬場の3ヵ月であることを考えれば、8850/6=1475で夏場や冬場に使用している時期の月平均で約1,500円かかっていることになる。

 もちろんかなり単純計算しているので、実際とは若干異なるとは思うが、代替の目安にはなるだろう。

エアコンの電気代を節約するコツ3選!

 エアコンの電気代がわかったところで、本題であるエアコンの電気代を節約するコツを紹介していこう。ひとつめは基本中の基本、設定温度をなるべく高く(冬は低く)することである。

 エアコンの温度を自然室温に近づければ、熱負荷が減少するため電気代を節約することができる。外気温に合わせて、衣服や布団などの自分でコントロールできる部分はなるべく自分でコントロールし、エアコンの電気代を節約すべきである。

 二つ目が、扇風機やサーキュレーターを併用することである。冷たい空気は室内の下の方にたまってしまうため、体全体を冷やせずに足元ばかり冷えて、設定温度を下げるのはもったいない。そこで、扇風機などを利用することで室内の空気を循環させることで、効果的に部屋全体を冷やすことができる。

 三つめはエアコンの風量を自動にすることである。エアコンには風量設定があり、弱や強などと設定できるが、自動にしておくことで効率的な運転が可能になる。

節約法を実践したら、どのくらい節約できるの?

 ここまでエアコンの節約方法について説明してきた。しかし、実際にはいくら節約することができているのかが気になるところである。そもそも月平均2000円未満であることを考えると、最大でも半額程度が節電の効果であるといえるだろう。

 しかし、平均ではなく月々でいえば、6月と8月では全くエアコンの電気代は異なるはずである。一番エアコンの活躍する8月には節約することのできる幅がその分大きく、やればやるほど節約効果を期待することができる。たかがエアコンと考えずに、地道に節約していくことが大切である。

 また一番暑い時期のエアコンの消費量をうまく削減することができれば、電気代はそれなりに節約することができるので、ぜひ挑戦していただきたい。


 以上、エアコンの電気代の節約について紹介してきた。しかし、今日紹介できたものはほんの一部であり、まだまだエアコンの電気代の節約のコツは存在する。またエアコンの節約は当然エネルギーの節約にもなり、省エネにも貢献できる。目先のお金の節約だけにとらわれずに、大きな視野で物事を考えてみると節約のモチベーションも上がるだろう。

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