仕事でも器用貧乏な人っていますよね。器用貧乏というのは辞書では「あちこちに手を出し、どれも中途半端となって大成しないこと」とあります。ですので、今回は仕事で器用貧乏になってしまわないための対処法についてみていきましょう。
1.自分の得意分野を知る
何事に対しても、器用ということは良いことです。何でもできるに越したことはありませんし、何かと会社でも重宝されることでしょう。ただ、会社の中でも自分が目指すゴールというものがあると思います。それに到達するためにはどういうスキルを身につけていけばよいのか、またはどういうことはいらないのかというのも見えてくるはずです。
それは、その仕事だけではなくて人生のゴールでもあるかもしれませんね。まずは自分はどういうことが向いているのか、それが今の仕事にどのようにかかわっていくと良いのか、そしてどういうことが得意でどういうことをやっていると充実を感じることができるのかなどをじっくりと考えてみると良いでしょう。
2.「広く浅く」より「狭く深く」を心がけてみる
器用貧乏な人は、大抵広く浅く物事を知っていて、仕事もそのような感じで受け持っている人が多いように思います。あの人は大抵のことができるから、この仕事もきっとそつなくこなしてくれるだろうという風に思われて、どんどんいろいろな仕事がまわってくることもあるでしょう。
仕事によっては例えば誰かの補助的な業務等の場合はそういう広く浅くの能力が誰から何かを聞かれても対応できたりして、対応能力などとしてはかなり重宝される場合もあるとは思いますが、やはりプロフェッショナルを目指すとなるとそれでは弱いです。
何かをきわめて、このことについては○○さんに聞いたらいいと言われるくらいに、狭く深く物事を追及して極めていくことも時には大切になってきます。そういう方が自分での仕事のやりがいも発見しやすいのかもしれません。また広く浅くやっていたことによって、そういう特別なスキルが身に付きにくくなってしまう事も多いかと思います。
なかなか仕事を断るのは難しいかもしれませんが、やはり専門性を持っていた方が何かと得をすることも事実です。これは誰よりも良く知っている、できるということがあれば仕事にも自信を持って取り組むことができるはずです。そうなれるように、狭く深くを時には心がけて、頑張ってみてください。
いかがでしたでしょうか。今回は仕事で器用貧乏になってしまわないための対処法についてみてきました。ですが器用貧乏というのは、考えようによっては利点でもあります。広くアンテナを張ることのできる人であるということもできます。ですので、そのバランスを取ることが一番大切になってくるのです。是非、より広く、より深くを目指して頑張っていきましょう。
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