仕事やプライベートが上手く行かなくて嫌になってしまったという経験はありませんか。そんな苦しい時、歴史上の偉人たちはどんな言葉で自分を励ましていたのでしょうか。偉人は、日本だけには限りません。ここでは、英語の格言・名言・ことわざの中から私達の背中を押して努力を促してくれる表現を紹介していきます。
逆境の中にいる時に励ましてくれる言葉
Keep your face to the sunshine and you cannot see the shadow.
「 顔を常に太陽の方に向けていなさい。そうすれば、影は見なくてすみます。」
「聞こえない、話せない、目が見えない」という三重苦を負ってそれでも力強く生き、多くの人に希望と勇気を与えたヘレン・ケラー(Helen Keller)の言葉です。彼女が障害を持っていることのマイナス面だけに囚われて生きていたならば、後のヘレン・ケラーの偉業はあり得なかったことでしょう。
You’ll never find a rainbow if you’re looking down.
「下ばかり見ている人物には、決して虹は見つけられない。」
良く似た言葉を、喜劇王のチャップリン(Chrlie Chaplin)も残しています。貧困の中で育ち映画の世界で成功してからも、国を追い出されるなど、何度も逆境を味わったチャップリンならではの言葉です。彼の残した名作の1つ『独裁者』の中にも、ナチスのユダヤ人狩りにあって故郷を離れざるを得ず、遠い街でうつむきがちに暮らす友人たちに向けて、チャップリン扮する床屋が「Look up!(顔を上げて!)」と鼓舞するシーンがあります。
努力し続けることを励ましてくれる格言
I do not know anyone who has got to the top without hard work. That is the recipe. It will not always get you to the top, but should get you pretty near.
「努力し続けることなしにトップに立った人物など見たことがない。努力こそが秘訣です。たとえトップに立てなかったとしても、かなり近いところまでは必ず行けるでしょう。」 『鉄の女』とまで呼ばれたイギリスの元首相マーガレット・サッチャー(Margaret Thatcher)の言葉です。実際にトップに立った女性の言葉だけに、説得力がありますね。
It always seems impossible until it's done.
「何事も、成し遂げられるその時までは、不可能に見えるものである。」 どんなに不可能に見えても、成功の可能性が低く見えても、努力を続ければいつかそれが実る日が来る。「その日が来ることを、他の誰もが信じてくれなくても自分だけは信じなさい」というメッセージです。この言葉は、ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)のものです。南アフリカ共和国のアパルトヘイトをなくすことに一生を捧げたネルソン・マンデラは、反アパルトヘイト運動のために監獄に27年間も収監されていたことがあります。その間、重労働で体を壊したり、結核に罹ったりもしています。そんな中でも彼が強く自分の意思を持ち続けられたのは、この様な信念に支えられていたからだったのでしょう。
シンプルな名言
Never, never, never, never give up.
「あきらめるな!決して、決して、決して!」 やはりイギリスの元首相で、ノンフィクション作家としてノーベル賞も受賞しているウィンストン・チャーチル(Winston Churchill)の言葉です。継続こそ力なり。たとえ今は報われなくても、実のなる日を夢見て、日々の努力を続けましょう!
元気が出ないな......という人は是非上記の名言を心にとめて、くじけそうになった時の心の糧にしてみてくださいね。
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