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思考力を向上させると良いことあるの?思考力を鍛えれば顧客の潜在意識も垣間みることができる

Shingo Hirono

2014/05/26(最終更新日:2014/05/26)


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by Ngọc Hankotic
 「思考力を高めて出来るビジネスマンになる」そんなフレーズを耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。このフレーズには不明確な点が二か所あります。一つ目は思考力とは何を指す言葉なのかという点、二つ目は思考力が高まると、どうしてできるビジネスマンになれるのかという点です。

 思考力とは一体何なのでしょうか。今回は、仕事における思考力を向上するメリットについて解説します。

思考力とは何なのか?

 思考力とはその名の通り思考する力です。では思考とは何なのか。思考とは、問題に直面した際にあらかじめ与えられた解答を用いるのではなく、自ら解答を生み出すための力です。解答を知っているということは問題の解決にはつながりますが、解答を知らない問題に直面した場合には、事態に対処することができなくなってしまいます。

 思考力を鍛えることで、暗記や知識だけではなく様々な可能性から問題解決方法を見出だすことができるでしょう。思考力は思考するための力ですから、トレーニングや訓練で鍛えることが可能な能力です。多様な考え方に触れ、いろいろなものの見方を身につけることが柔軟な視点を生み出し、思考力を鍛えることに繋がります。

思考力を向上させるメリット

 思考力とは、自分の知らない事態に直面した場合でも、柔軟な思考を利用して問題ん解決方法を見出すための能力です。仕事に思考力を用いることで、今までにはない仕事のやり方やアイデアを生み出すことが可能になり、業務効率を改善するためのきっかけを見出だすことができるでしょう。

 一見うまくいっている仕事でも、注意深く観察すればたくさんの改善点があることがわかるものです。思考力を利用すれば仕事がうまくいっているという事実に囚われず、柔軟な視点から全体を捉えることができるため、見落としがちな改善点を上手に見つけ出すことが可能になります。

顧客の視点から思考する

 仕事をしていると、知らず知らずのうちに自分本位の考え方に囚われてしまうものです。仕事を改革するために重要なのは、顧客の視点に他なりません。顧客がほしいものを開発し、顧客が望むサービスが提供できて初めて企業は成長します。

 思考力を向上させることで、顧客の視点から仕事を捉えることができるようになり、顧客自身も気づいていないような潜在的なニーズをくみ上げ、顧客が潜在的に求めているような商品開発に生かすことができます。


 思考力を向上させることで、自分の経験や知識を基に独自の問題解決方法を生み出すことが可能になります。今まで経験が無いような事態に直面したとしても、似たような状況での経験や関連する知識を用いることで解決手段を探ることができるため、応用力と実行力を持って仕事にあたることができるでしょう。思考力が向上すれば、人間関係も仕事の質も向上します。

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