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【経営コンサルタントの仕事内容】高年収の裏に隠されている大きな責任とハードワーク

Shingo Hirono

2014/05/25(最終更新日:2014/05/25)


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by Lauren Tucker Photography
 経営コンサルタントとは、顧客企業の経営をより良いものにするための助成を行う仕事です。経営コンサルタントには様々な仕事内容があり、また高度な知識や能力が必要です。ここでは、経営コンサルトの仕事内容と特徴を紹介したいと思います。

経営コンサルタントの仕事内容について

 経営コンサルタントが行う仕事内容としては、顧客企業の「経営状況の把握、問題の分析、改善案の提示」が一連の流れです。これを高度な専門的知識を持って、客観的な目線の上で実施します。まず顧客企業の財務上調査、持っているサービス、技術等の企業価値の調査、業界の競合調査等を行い経営状況を把握するのです。

 次に、そこから見えてくる経営上の問題点を様々な専門的な観点から分析し、将来の費用対効果等も考えた上で、論理的な裏付けのある改善案を提示します。例としては、IT戦略の乏しい企業にIT化を取り入れIT面から経営状況を改善させる、他にも大規模なものであればM&Aにより弱い事業を他社から事業ごと買取り補填するなどがあり、対応方法によって行う仕事内容や求められる能力も変わってきます。

経営コンサルタントに求められる事について

 顧客企業は多大な費用を払いコンサルティングを依頼します。その為、経営コンサルタントは単なる外部のご意見番ではなく、その企業の経営者や社員以上の能力で経営を把握し、具体的な改善案を出さなければなりません。

 それを提供するには、顧客となる企業が属する業界や、顧客企業が扱うサービスや技術を十分に理解できる専門知識が必要となります。また、法務、会計、マーケーティング等広い分野から現状を把握し改善させる能力、知識だけでなく論理的かつ柔軟に改善案を考えられる能力も必要です。このように、経営コンサルタントには多くの能力と、また企業方針に関わるので大きな責任が必要となります。

経営コンサルタントになるには?

 経営コンサルタントになるためには、必須資格や経験年数、年齢といった明確な制限はなく、新卒や実務経験が無くとも求人募集があれば仕事に就く事は可能ですし、自ら経営コンサルタントとして起業する事も可能です。

 しかし上述の通り、経営コンサルタントには多様な仕事内容があり、高度で幅広い知識、能力が必要となるので、経営経験豊富な方や、特定の業界や技術に特化した理解がある方、もしくは幅広い業界や技術に対して知識や能力、経験を持っている方が望ましいでしょう。

 また必修資格はないものの、MBAや公認会計士、中小企業診断士などの経営分野の知識の基盤となる資格を持っていると、より深い目線でコンサルティングができようになるので、所持していると良いかもしれません。


 経営コンサルタントの仕事内容と特徴には、このようなものがあります。難しい仕事ですがその分やりがいもありますので、関心がある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

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