情報の整理や能力開発にと様々な威力を発揮するとされるマインドマップですが、実際に書いてはみたものの、どうにも効果なしと感じる方も多いのではないでしょうか。自由度は高いのですが、ある程度は書き方を習得していなければなりません。ここでは、マインドマップを取り入れても効果なしという方が陥っている誤った使用法について紹介していきます。
単語を書き込んでいない
マインドマップは、ひとつの単語から関連する単語を枝に乗せるようにして書き込んでいくものです。しかし、どうしても多くの情報を入れたいという意識が働いて、文章になってしまうことがあります。ぱっと見て理解しやすいのは、やはり単語です。長い文章を書き連ねるような形になってしまうと、どうしても一目で把握することが出来なくなってしまうため、マインドマップとしての効果は半減してしまいます。記入する情報はできる限り単語に絞るようにしましょう。
単色で書かれている
マインドマップを作成する際に推奨したいのは、カラフルな色で書き込むということです。もちろん、色がなければ単色での記入もかまわないとしていますが、より効果を発揮させるためにはやはり多くの色を使うことが大切です。面倒と思えても、なるべくカラフルにするようにしましょう。
関連する単語で結ばれていない
マインドマップは、中央のテーマから枝分かれして関連する単語をつなげていきますが、それが階層構造になっている必要があります。その関連性がとれていないような形となると、それは単なるメモになってしまいます。どの単語と単語をみても、何かしらの関連性があるような形で書き込むということが最も大切なことになります。
継続していない
マインドマップは、とにかく書き続けることが大事です。たまに思い返したように取り組むというスタイルでは、なかなかその効果は得られません。長く続けることによって、書き方にも慣れが生じて少しずつその効果が現れるようになります。書くことが無いと思っても、何かしらのテーマを作って作成し続けることが大切です。
マインドマップを作成してみたのはいいけれどもなかなか効果がなかったという人は、上記のことを参考に失敗してしまった原因について検討してみましょう。
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