仕事をする上では、効率的に業務を処理することが、重要な課題となっています。業務中は、集中をしながら行わなければならないとわかっていても、どうしても集中できない時間帯というのがあります。集中できない時間帯をきちんと把握し、逆に集中力が高まっている時間帯を利用すれば、効率的な業務をすることができ、無駄な残業をすることもなくなってくるでしょう。
ですので、今回はどのようにすれば集中力を高め、効率的に仕事ができるかを考えていきましょう。
集中力が鈍る原因を考えてみる
集中できなくなるときの状況を考えてみると、わかりやすいかもしれません。集中できない時というのは、眠い時、疲れている時、ほかの人や周囲に頻繁に話しかけられるとき、電話が多い時などでしょう。眠い時というのは、昼食をとった後、一般的に眠くなってしまう人が多くなります。眠くなれば、必然的に集中力に欠け、重要な業務などは、後回しにするしかなくなります。あくまでも、一般的にという話なので、昼食後が調子が最もよくなる人は、昼食後の時間を有効活用すべきです。
また、多くの人は、朝の時間帯は、集中力が上がる傾向にあります。朝の時間帯の仕事の生産性は、残業時の6倍にもなるとも言われていますので、重要な仕事は、午前中に片付けたほうが、よい場合が多いのです。また、集中力がかけるのには、疲れも原因の一つになります。なので、昼食後午後の2時から4時くらいまでの間は、生産性が鈍る時間帯だと考えてよいでしょう。
人間が集中できる時間は限られた時間のみ
そもそも、人間が集中して物事に取り組むことができる時間は、限られた短時間だと考えてください。なので、長い会議や打ち合わせなどは最初の30分から1時間くらいまでは、聞いている人が多くいますが、その後はほとんどの人が集中して聞いていないということが多くなります。
故に、長時間、業務に当たっていても生産性がさがり、業務を行っている本人にとっては、かなりのストレスになります。ストレスがかかると、人間は疲れやすくなり、仕事を効率的に進めることもできなくなってしまいます。こういった事態を避けるためにも、1時間業務に集中して、その後5分から10分休憩、また1時間集中して業務に当たるということの繰り返しを行ったほうが、結果的には効率的に業務をこなすことができるようになるのです。
また、不安や疲労感を抱えていても集中できないことが多くなりますので、自分なりのリフレッシュ方法を見つけるのも大切です。例えば、飴などの小さなお菓子を食べるとか、深呼吸をするというのもリラックス方法のひとつになります。
以上のように、人間はどうしても集中力が高くなる時と低くなる時があります。ですが、少し工夫をするだけで効率的に仕事をすることも可能になります。故に、自分の最高のパフォーマンスを引き出せるよう集中力を高める工夫をしていきましょう。
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