仕事にスピードは命です。早く正確に仕事を出来るというのは社会人として評価に値する項目でしょう。しかし、丁寧にやろうと神経質になってしまい、実際はなかなか仕事を手早く出来ずに困っている人も多いのではないでしょうか?ここでは神経質になりすぎてしまう場合に焦点をあててその理由を解明していきたいと思います。
神経質になりすぎてスピードダウン
仕事が遅い人の特徴として神経質になりすぎるということが挙げられます。細かなところに目がいきすぎてしまい、それを小さく繰り返すことで大幅なタイムロスになっているのです。
かといって、いきなり今まで気になっていたことを軽視することは難しいでしょう。そんなときはまず自分の仕事に自信を持つことからはじめましょう。何回もやっている作業ならば尚のこと、誰よりもこの作業はやっているから自分はきちんと行える、と確信するのです。ただし、需要なことは見逃さないようにどこが需要かということをきちんと把握した上で良い手加減をするのが有効です。
チェック作業のしすぎ
オフィスにおいては書類作りや文書作成の機会が多いと思います。顧客に見せる資料や大切な会議における資料作りはミスが許されません。ワードやエクセルで資料を作って間違いがないかを見直したりチェックしたりすることは良いことです。
しかしチェック作業をしすぎるあまり、あまり重要でないところに関してこだわりを持ってしまう場合があります。確認のチェックは数字や誤字脱字など重要なところを優先的に見るべきであって、レイアウトや文字のフォントにこだわりすぎて何度も作り変えるということはあまりチェックとして役に立ちません。
「重要」に関して優先順位を明確にする
神経質になったり丁寧に仕事することは良いことです。しかし仕事には常にスピード感が求められます。誤解を恐れずにいえばスピードを重視して納期や期日を守るためには多少の低品質を我慢する強さも必要なのです。それは低品質をよしとするのではなく、現状で与えられた時間でできるかぎりの努力をした最大限の結果がこれなのだといつも胸を張れるバランス感覚をもつことが大切だということです。
仕事に対して真面目すぎることは仕事のスピードを上げたいと思ったときに神経質になりすぎたり、作業や仕事の効率化の弊害になったりします。そういうスパイラルに陥らないためには仕事におけるスピードや時間的制限の重要性を理解することが大切です。品質を追求するだけでなく与えられた時間の中でどれだけのクオリティを実現できるかということを考えて仕事をすればこの問題は解消されるでしょう。
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