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面接での「1分間自己紹介」で失敗しないようにするためのコツ

Tobayashi

2014/02/28(最終更新日:2014/02/28)


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 面接で「これから1分間で自己紹介をしてください」と言われることがあります。しかし話すことが得意な人でない限り、いきなりそれに対応しようとしてもなかなかうまくいきません。

 面接の自己紹介というのは案外やっかいなものですし、まして制限時間内で上手にまとめるのはとても難しいことです。ですので、それを想定した上で準備や練習をしておくことが必要になってきます。

「1分」という時間の長さ

 普段人前で話をするときの1分は、けっして長い時間ではありません。たとえば仲間内のおしゃべりなどで話をする場合、少し話せばすぐに経ってしまうような時間です。けれど、面接という場で自己紹介をする時間としてはけっして短くななく、逆にかなり長く感じられる時間と言っても良いでしょう。

 試してみれば分かりますが、氏名・所属・趣味などを含めた一通りの自己紹介をしても20秒とかからないでしょう。準備をしておかないと、そこで言葉に詰まり「えー」や「あのー」といった意味のない言葉を口にしながら立ち往生するか、余計な話を始めてしまうということになりかねません。必要な自己紹介にかかる時間は30秒からせいぜい40秒ぐらいです。その残りをどうするかを、考えておいたほうがいいでしょう。

残り時間を埋めるための努力

 その残り時間には趣味や特技などをつけ加えるのが一般的です。しかし「思いがけない自己アピール」のほうが面接官に響くことも多いです。趣味や特技ではない、仕事にもプラスに働きそうなことを自己紹介に盛り込むのです。しかし、その中で大事なことは「企業人としてのメリットになりそう」と思わせる要素を含めることです。

 ただ単に「体力には自信があります」「モチベーションの高さは誰にも負けません」と言うのではなくより具体性を持たせた方が数段強いアピール力があると言っていいでしょう。

早口には注意して事前練習

 1分という制限がつくと、どうしても早口になってしまいます。それ自体は人間の自然な心理ですから、大きな減点にはなりません。ただし、早口になることによって話が聞き取りにくくなりますし、もっとひどい場合は面接官に不快感を与えてしまうこともあります。

 そうしたことにならないように、実際に1分で過不足ない自己紹介をするためにも練習をしておくことが必要です。できれば友達や家族にストップウォッチを持ってもらって、何度か練習するといいでしょう。1分間自己紹介の練習をしておくと、そうではない通常の自己紹介の時にも、余裕をもって答えることができます。制限時間のない自己紹介を1分間ですれば、面接官に好印象を与えることもできるのです。

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