人前の発表が得意な人というと、才能がある人と思うかもしれませんが、人前の発表が上手な人でも話すことを苦手とする時期もあるのです。その苦手を克服して話し上手となった故に人前の発表が得意としているように周りから思われるのです。人前で話すことが上手な人が得意としていること、というのは練習の賜物です。そう思われる人も影では練習をしているのです。ですので、話し上手な人が行う行動を観察すること、そして真似をすることが話し上手になるコツとも言えます。
そのような人を観察していると、まず名前を呼ばれても「私ですか」と聞き返すことはしません。聞き返すことで会場の雰囲気が悪くなるからです。たとえ最初に自己紹介することになっても「私ですか」と言わず話を進めます。「私ですか」と返事をすると結局損をするのは自分自身なのです。なぜなら、自己紹介は一番初めにするほうがいいからです。自分よりも話が上手な人の後であてられると、上手に話ができても、聞いている人にあまりインパクトが残りません。
自分の名前をはっきり言う
では具体的な話をしますが、基本的なことです。自己紹介の下手な人の特徴として自分の名前をきちんとしゃべることができていない人が多いですので、自分の名前は明瞭にしゃべることです。人前で話すとき一番大切なのは、名前をきちんと言えるかといっても過言ではないのです。自分の名前をはっきり言えるようになれば、落ち着いて話ができ、話が上手くなるのです。
これは話上手な人の共通点です。名前をきっちり言うことで自分を落ち着かせるのです。そして緊張していることを言い訳にしないことも特徴です。「今日は少し緊張しています」なんてことは絶対に言わないのです。緊張しているかどうかは話している時間で分かります。緊張している人ほど話が長くなる傾向があります。
入り方と終わり方を決めている
話が上手い人は事前に話をすることを考えています。入り方と終わり方をきちんと決めているのです。ですので、途中話が脱線しても最終的には考えていた終わり方になることで脱線したこともテクニックと協賛を受けるのです。「入り方」と「終わり方」さえ決めておけば、人前で上手く話すことができます。しゃべりながら終わり方を考えると話に集中することもできないはずです。
また、話し上手な人はメモを見るような真似はしません。前もって「入り方」を考えるのです。話上手な人は笑顔を見せるシーンが多いのも特徴です。笑っていると、話が通じやすいのです。そして会場の人の顔を、冷静に観察します。一生懸命聞いてくれる人を見ることで聞き手の反応を把握します。
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