HOMEキャリア開発リリースウイルテック、EVAR Inc.との「日本国内PoCサイト運営に関する基本合意書」の締結に関するお知らせ

ウイルテック、EVAR Inc.との「日本国内PoCサイト運営に関する基本合意書」の締結に関するお知らせ

2024/01/05


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当社は2023年12月19日、韓国の電気自動車(EV)充電ソリューション企業であるEVAR Inc.(本社:韓国)(以下「EVAR社」) との間で、「日本国内PoCサイト運営に関する基本合意書」(以下「本合意書」)を締結いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。




■ 本合意書締結の目的及び理由
 当社は1992年の設立以来、“モノづくりを支援する会社”として製造請負・製造派遣サービスをはじめ、幅広いニーズに対応した技術者の人材派遣サービスなどを全国で事業展開しております。また、サステナビリティ社会への貢献も含め、特に再生可能エネルギー分野でのサービス事業の強化にも注力しています。

 一方、EVAR社は、2018年に設立されたスタートアップ企業であり、主にEV充電器の開発・製造を行っています。特に一つの電源から効率的に複数の車両に分配給電するスマートEV充電器の技術力・強みを活かし、現在まで韓国国内で約2万台の固定式普通充電器の販売実績を有し、また急速充電器や世界初の自律走行型EV充電ロボットなど、数々の革新的且つ有用な製品開発を手掛けられています。    

 近時、日本政府においてはEVの普及を目指すとともに、EV充電インフラの整備を強く推進し、また、東京都では2025年4月から、新築建築物へのEV充電設備の設置を義務化するなど、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みが加速しています。

 このような環境を背景に、EVAR社はこれまで培った高い技術力と機能性に優れた自社EV充電器による日本市場への新規参入を標榜し、また、当社は再生可能エネルギー分野の事業で培ったノウハウを活用し、EVAR社製品の日本での実証実験(以下「PoC」)を支援することで、2023年12月19日に「本合意書」の締結に至りました。


(左)EVAR社 Chief Executive Officer(CEO):Lee HUN
(右)ウイルテック 取締役上席執行役員:西 隆弘

■ 業務提携の内容
 主な業務提携の内容は以下の通りです。

1.当社施設・設備における、EVAR社製品のPoC実施
(仕様・規格適合性、有用性、安全性などに関する試験実施及びデータ収集・分析と評価)
2.固定式EV充電器のPoCサイト運営
3.移動式充電器(ロボット)のデモンストレーションセンターの設置検討
4.その他、EVAR社の日本市場参入に必要な技術人材の支援等
 EVAR社 EV充電器「Smart EV Charger2.0」

■ EVAR社及び当社の概要


 EVAR社及び当社は両社の強み・ノウハウを活かした協業関係により、利便性の高いインフラとサービス体制の構築を図り、新たな価値創造とともにカーボンニュートラル及びサステナブルな社会創造への貢献に努めて参ります。

以上