HOMEキャリア開発リリース来年度に向け、次年度採用が増加。施設側は積極的に正社員を募集

来年度に向け、次年度採用が増加。施設側は積極的に正社員を募集

2023/12/27


このエントリーをはてなブックマークに追加

保育業界に特化した調査・研究を行う機関「保育士バンク!総研」を運営する株式会社ネクストビート(本社:東京都渋谷区、代表取締役:三原誠司)は、当社が展開する保育士・幼稚園教諭向け転職支援サービス「保育士バンク!」の利用実績をもとに、保育士の就職活動の実態調査を実施いたしました。この度、調査結果をまとめましたので、概要をお知らせします。

■保育士の就職活動 実態月次調査(2023年11月)

~ 3つのポイント ~
1.保育士就職・転職市場において、有料職業紹介を利用している求職者数と求人数の推移を計測。求職者・求人数ともに継続して減少傾向にあり、採用活動が落ち着きつつある。

2.雇用形態でみると、正社員の希望はわずかに減少しているが、依然として最も高い割合を占めている。一方で募集については、正社員の割合が上昇しており、保育施設は積極的に正社員を募集している。

3.採用タイミングについては、次年度採用が増加。来年度の人材確保に向け、準備を進める施設が増えてきている。


ポイント1:保育士の新規求職者数と新規求人数のトレンド

*2021年10月を100とする
保育士バンク!の利用実績をもとに、月ごとの求職者数と保育園・幼稚園等の求人数の新規登録数実績を、時系列で算出。


ポイント2:雇用形態の希望と募集状況

*2023年9月~2023年11月
保育士バンク!の利用実績をもとに、直近3か月の保育士求職者の希望と園の募集要件で、正社員・契約社員・パートの雇用形態の割合を算出、 前期間と比較。




ポイント3:採用タイミング

*2023年11月
保育士バンク!の利用実績をもとに、当月の園の募集要件で、入職する タイミングが「いますぐ」なのか「次年度開始時」なのかの割合を算出、 前月と比較。



保育士バンク!総研は、月次で保育士の労働市場についての動向を発信してまいります。
※本調査を引用いただく際は、出所として「保育士バンク!総研」と明記してください。



※報告書内の数値は、小数点以下第二位を四捨五入。また、構成比は合計しても必ずしも100とはならない


【調査概要】
調査方法:保育士バンク!の利用実績をもとに、月ごとの保育士の
求職者数と保育園・幼稚園等の新規登録数実績を分析
調査期間:2021年10月~2023年11月
対象者:保育士バンク!利用者
※保育士バンク!にご登録いただいている全国の施設、求職者のデータを
もとに統計化したデータで集計
実施主体:株式会社ネクストビート 保育士バンク!総研


■保育士バンク!総研について
「保育士バンク!総研」は、保育業界に特化した調査・研究機関です。少子高齢化が進む中、変わりゆく保育労働市場を見通し、課題に向き合い、解決に寄り添うことで、保育業界に貢献することを目的として設立いたしました。保育領域における複数の事業展開で培ってきた業界知見やノウハウをもとに、最新テーマの研究や調査を実施し、保育に携わるすべての方にとって有益な情報の発信につとめています。
https://soken.hoikushibank.com/



■保育士バンク!について
「保育士バンク!」は、累計40万人(有資格者30万人)以上にご登録いただいている日本最大級の保育士・幼稚園教諭専門の就職転職支援サービスです。北海道から沖縄まで47都道府県の求人を扱い、キャリアアドバイザーによる個別相談の他、全国で就職・転職フェアを定期開催しております。令和3年11月には「適正な有料職業紹介事業者」として厚生労働省により認定されました。
https://www.hoikushibank.com/



■株式会社ネクストビートについて
「人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする」という理念を掲げ、2013年に創業しました。人口減少に伴い多方面に広がる社会課題に対し、「テクノロジーの力」を駆使し、子育て支援分野を中心としたライフイベント領域・グローバル領域・地方創生領域という3本柱を軸に、専門職向けの人材紹介サービスや業務支援システム、メディア事業などを展開・拡張しています。
https://www.nextbeat.co.jp

※「ネクストビート」、「保育士バンク!」、「保育士バンク!総研」の名称及びロゴは、株式会社ネクストビートの商標または登録商標です。