WordファイルをPDFに変換する方法｜ずれる・画像や文字が消えるときの対処法も紹介

本記事では、WordファイルをPDFに変換する方法をご紹介します。

手順通りに行っても、場合によっては、Wordファイルのレイアウトが崩れてしまったり、画像や文字が消えてしまったりなどのトラブルが発生します。綺麗な状態でPDFに変換するための対処法も併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

WordファイルをPDFに変換する方法

WordファイルをPDFに変換する方法は非常に簡単です。まずはWordソフトを使って変換するステップをご紹介します。

STEP1．Wordのソフトでファイルを呼び出す

まずは、Wordのソフトでファイルを呼び出します。

「ファイル」>「開く」の順番でクリックし、パソコンに保存しているファイルのなかからWordファイルを呼び出します。

STEP2．Wordファイルを名前を付けて保存する

次に、Wordファイルを名前を付けて保存します。

画面上部にあるWordのツールバーから「ファイル」をクリックし、メニューが表示されたら「名前を付けて保存する」を選択します。

STEP3．ファイル形式を選びエクスポートする

次に、ファイル形式を選びエクスポートします。

「名前を付けて保存する」を選択すると、ポップアップが表示されます。「ファイル形式」のプルダウンをクリックすると、変換可能な形式が表示されるので「PDF」を選びましょう。

名前や保存場所も設定し「エクスポート」をクリックすれば、PDFへの変換は完了です。

Wordのソフトを使わずにPDFに変換する方法

パソコンにWordのソフトがインストールされていなくても、オンラインサービスを利用すればPDFへの変換は可能です。

まずは、https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/free-office-online-for-the-webにアクセスし、Microsoft365にログインもしくは無料でサインアップを行います。

「Web用Word」から「無料でWordの使用を開始する」をクリックして進みます。

Wordの画面に移動したら「アップロードして開く」をクリックし、PDFに変換したいファイルを呼び出します。

左上にある「ファイル」>「名前を付けて保存」と進みます。

「PDFとしてダウンロード」を選択すれば、WordのPDFへの変換は完了です。

WordファイルをPDFに変換してずれるときの対処法

WordファイルをPDFに変換してダウンロードすると、レイアウト崩れが発生する場合があります。ズレずに綺麗な状態で変換する方法をご紹介します。

上部に表示されるWordの「ファイル」>「プリント」を選択します。

印刷形式の設定画面がポップアップで表示されるので、下部に表示されている「PDF」をクリック。「PDFとして保存」を選択します。

保存形式の設定が現れるので、名前や保存場所を選択して「保存」すれば操作は完了です。

WordファイルをPDFに変換して画像や文字が消えるときの対処法

本記事で紹介した手順通りに行っても、WordファイルからPDFに変換する際、画像や文字が消えることがあります。

対処するには、上部のツールバーから「Word」>「環境設定」をクリック。

その後、「印刷」を選択します。

次に、「描画オブジェクト」と「文書プロパティ」にチェックを入れます。

もう一度「環境設定」に戻り、今度は「保存」を選択します。

「ファイルにフォントを埋め込む」と「文書で使用されている文字だけを埋め込む」にチェックを入れます。これで設定は完了です。

崩れていた部分が意図している表記になったのか確認してみてくださいね。

PDFファイルをWordファイルに変換する方法

WordファイルからPDFファイルへの変換が可能なように、PDFファイルをWordファイルに変換することも可能です。

まずは、Wordソフトを立ち上げ、「ファイル」>「開く」の順番でクリック。パソコンに保存しているデータのなかから変換したいファイルを選択します。その後は自動で変換が開始されます。

PDFファイルからWordファイルへの変換は、レイアウト崩れを起こします。変換後はWord上で文字や画像の編集を行い、調整が終わったらWordファイルで保存しましょう。

WordファイルをPDFに変換するのは難しくない

WordファイルをPDFに変換するのに難しい作業はほとんどありません。ただし、Wordファイルの内容や画像の有無によっては変換後にレイアウトが崩れてしまうことがある点には注意が必要です。

レイアウトが崩れてしまった場合は印刷形式からPDFとして出力することで、ある程度調節が可能です。ただし、細かい部分は調節しにくいケースもあることは理解しておきましょう。

ビジネスシーンではファイル形式の変換は必ず使用するので、この機会にマスターしておきましょう。

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