HOMECareer Runners 「同じ失敗を繰り返さなければ、良い方向に進んでいく」アイデミー若手社員を救った、上司からのアドバイス

「同じ失敗を繰り返さなければ、良い方向に進んでいく」アイデミー若手社員を救った、上司からのアドバイス

長澤まき

2021/12/27(最終更新日:2021/12/27)


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提供:株式会社アイデミー/伊藤皓基さん

社会人になってからの数年間は覚えることや初めて経験することだらけ。次から次に直面する新しい業務や難しい課題、先が見えない仕事に「もう、いっぱいいっぱい…」と悩んではいませんか?

株式会社アイデミー 2年目社員の伊藤皓基さん(26)は、入社後の大変な時期を上司からのアドバイスで乗り越えることができたと話します。

どのようなアドバイスをもらい、それをどう仕事に活かしているのでしょうか。仕事への向き合い方を聞きました。

先端技術を、経済実装する「アイデミー」

株式会社アイデミーは「先端技術を、経済実装する。」をミッションに、AIを中心としたDX人材の育成から実運用までを一気通貫で支援する、2014年創業のベンチャー企業。

ブラウザを開いて10秒で学習を開始できる先端技術のラーニングサービス「Aidemy」や、これからの組織とビジネスパーソンに必須となる最先端領域の知識を学習できるeラーニングプラットフォーム「Aidemy Business」などの提供を通じて、先端技術が社会実装されるまでの壁を取り除くべく尽力しています。

提供:株式会社アイデミー

サービスの成長過程を実体験したい

伊藤さんは大学院を卒業後、2020年4月に同社に新卒入社。現在は、フルスタックエンジニアとして「Aidemy Business」の開発・運用・保守を担当しています。

-----なぜ、エンジニアというキャリアを志したのですか?

伊藤さん:大学では情報系の学部で、児童にプログラミング学習してもらうためのシステム作りを研究していました。情報系を専攻したのは、ウェブページ・ゲーム・映像など、情報系の技術で表現できるものに興味を持っていたからです。

大学で学ぶ中でウェブページを作る機会が多かったのですが、それが楽しかったので、「これを仕事にしたい」とエンジニアを志しました。

-----アイデミーに入社するまでの道のりを聞かせてください。

伊藤さん:就活では、「ユーザーにポジティブな体験をしてほしい」という想いを軸に、ゲームか学習サイト作成に携われる企業を軸に活動していました。

アイデミーに興味を持ったのは、YouTubeで代表の石川が出演した動画を見たことがきっかけです。

Aidemy自体も面白いサービスですし、歌舞伎子役だった経歴を持ち、20代にして起業家として学習サービスを提供している石川の姿に惹かれ、アイデミーに入社しました。

-----就職先を選ぶにあたって「これだけは譲れない」とこだわったことは?

伊藤さん:2つあります。

1つ目は、自分がそこで働いている姿をイメージしやすい会社であることです。そのため、誰とどのように働くかイメージしやすい規模の会社を志望していました。

2つ目は、サービスを成長させている過程にある企業に入社することです。サービスを立ち上げて成長させ、広める過程を仕事を通して実体験したいと思いました。

-----ファーストキャリアとしてアイデミーを選んだ決め手は?

伊藤さん:アイデミーのミッションが、自分が抱いていた“先端技術を世の中に広めたい”という想いと合致したことが決め手となりました。

新しい技術が生まれても、通常、それが世の中に広まるまでには数十年単位の長い時間がかかります。

「先端技術を、経済実装する。」をミッションに掲げるアイデミーに入って、新しい技術を少しでも早く世の中に広めるための手助けをしたいと思いました。

提供:株式会社アイデミー

学生と社会人のギャップとは

-----仕事への向き合い方を聞かせてください。学生と社会人のギャップは感じましたか?

伊藤さん:社会人になった当初は、学生時代とのギャップに戸惑いました。

例えば、学生の頃は研究の発表タイミングに合わせて自由にスケジュールを組むことができたので、自分の都合で徹夜もできましたが、社会人になってからは毎日体調を整えて仕事に向かわないといけません。そのようなギャップに、最初の半年間くらいはなかなか慣れることができませんでした。

一方で、良い変化もありました。

自分の活動の先にユーザーがいることや、プロとして定期的なアウトプットを求められることがモチベーションにつながり、成長の良いサイクルをつくりだせていると思います。

また、技術的なことから仕事の進め方まで、メンバーからたくさんのフィードバックをもらえるので、成長も実感できています。

-----覚えることが多くてパンクしそうになることはありませんか?

伊藤さん:最初の半年間は覚えることだらけで大変でしたが、“すぐに出来ることはすぐにやってしまう”ことや“人に任せられる仕事は人に渡す”といった仕事のスタイルを心がけるようにしたところ、次第に状況が改善していきました。

上司からのアドバイスで困難を乗り越えた

-----くじけそうになったことはありますか?

伊藤さん:システムの機能開発や運用保守を担当しているのですが、一日に何度もエラーやバグが発生する状況が2~3カ月にわたって続いたときは辛かったですね。

-----その状況をどうやって乗り越えましたか?

伊藤さん:いろいろな人に相談しました。

特に救いになったのが、CTOからの「発生したバグが二度と起こらないように対策すると、同じバグは絶対に起きない。そのため、一つひとつのバグをきちんと解決させていけば、次第に収束していくから大丈夫だ」というアドバイスです。

“同じ失敗を繰り返さなければ、良い方向に進んでいく”という考え方は、今も仕事をする上で支えになっています。

-----他に、これまでをふり返って「これはやって良かった」という経験や、ためになったアドバイスはありますか?

伊藤さん:任せられた仕事を管理しきれずパニックになった時に、別の上司からの「仕事は理想形から考えなさい」というアドバイスに救われました。

仕事を任されたら、まずは、“この仕事が最終的にどこに到達するか。何が出来上がるか”という理想形を決める。それができたら次に、仕事を分解して、それぞれの仕事をどの時期にやればよいか計画を立てる。そうやって仕事に挑むと、どんな大きな仕事を任されても怖くないということを教えていただきました。

この仕事の仕方を意識するようになってから、大きな仕事を任されてもパニックにならずに取り組めるようになりました。

提供:株式会社アイデミー

会議前後の雑談が仕事に役立っている

-----アドバイスをもらえる関係性が素敵だと思います。社内のコミュニケーションで工夫していることはありますか?

伊藤さん:1on1や朝会など、メンバーと面談やミーティングをする機会が多いのですが、会議前後の雑談が特に仕事に役立っていると思います。

雑談を通して、誰がいま大変な状況にあるかといった、他のメンバーの状態をなんとなく把握することができるからです。

-----会議では、伊藤さんも発言しているのですか?

伊藤さん:何かしら発言するようにしています。たまに、技術の話題で白熱することもありますね。

入社当初は、傍観者のような感じであまり発言できていなかったのですが、仕事を通して自信がついたり、自分のわかることとわからないことを整理できたりするようになってからは主体的に会議に参加できるようになりました。

-----前向きに仕事するためのモチベーションを、どう維持していますか?

伊藤さん:プライベートを充実させてしっかりと休むようにしています。

例えば、読書・銭湯・登山・ボルダリング・掃除などです。休日にリフレッシュして気分を切り替えることで、仕事にも前向きに取り組めています。

-----掃除も気分転換になるのですか?

伊藤さん:はい。「調子が悪いな」と思う時って、なぜか部屋が汚くなっていることが多いです。部屋を整理すると汚いものが目につかなくなって気分が良くなり、頭もすっきりしますね。

自分なりの「できた」を積み重ねていこう

-----実現したいこと・目標など、これからのビジョンを聞かせてください。

伊藤さん:「こうしたら、もっとサービスが良くなるのでは」といったイメージをきちんと表現する力を身につけたいと思っています。

表現したいと思っていることの一つに、学習サービスを通してユーザーに“つくれる体験”を味わってもらいたいという自分のビジョンがあります。

“つくる体験”を通して“現状は打破できる。改善できる”ということを体感してもらうことで、世の中を明るくしていきたいと考えています。

-----最後に、「前向きに仕事を楽しみたい」と考えている同世代に向けて、メッセージをいただけますか?

伊藤さん:他人と比較せず、自分なりにがんばっていくことが大切だと思います。

僕は完璧主義で“できないこと”に目がいってしまいがちなのですが、その中でも、他人と比較して落ち込まず、自分なりの「これができた」を日々積み重ねていくことを心がけています。

そうすることが成長や仕事を楽しむことにつながっていくのではないでしょうか。

提供:株式会社アイデミー

新卒入社後の大変な時期を、上司からのアドバイスを取り入れることで乗り越えてきた伊藤さん。

日頃から社内のメンバーと積極的にコミュニケーションを取ることを大切にして、相談できる関係性を築いていたことが、困難を乗り越えるためのアドバイスをタイミングよく貰うことにつながったのではないでしょうか。

「いっぱいいっぱい」「打開策が見えない…」ということも、別の視点やアイデアを取り入れることで解決策が見えてくることがあります。困った時は一人で悩まず、周りに相談してみても良いかもしれませんね。

出典元:アイデミー
出典元:Aidemy
出典元:Aidemy Business

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