慣れない社会人生活。「新卒として仕事にどう向き合えばいいかわからない」「元気で楽しそうに仕事している人が眩しい」と悩んでいる若手ビジネスパーソンは少なくないのでは?
株式会社プレシャスパートナーズ 新卒2年目の石川朋実さん(23)は、“笑顔と感謝”をモットーに「もう一度会ってみたい!頼みたい!」と思ってもらえる人を目指して元気に仕事に取り組んでいます。
辛い気持ちをどのように乗り越えているのか?仕事を楽しむためにできることとは?石川さんに取材しました。
雇用のミスマッチをなくす「プレシャスパートナーズ」
株式会社プレシャスパートナーズは“雇用のミスマッチをなくす”をミッションを掲げ、2008年に設立した総合人材サービス企業。
社長・経営者と学生の出会いを創出する“社長就活”を軸にした就職支援サイト「アールエイチナビ」や、ベンチャー企業・中小企業の社長・経営者と学生が集まり相互理解を深めてマッチングを目指す就活イベント「Recruit Audition(リクルートオーディション)」などを展開しています。
母親のような“働くママ”が目標
石川さんは2020年に同社に入社。
現在は、採用コンサルタントとして主に企業の新卒採用をサポート。課題解決につながるサービスの選定・案内や採用ノウハウの提供、リクルートオーディションの紹介などを担当しているそうです。
-----就活時のお話を聞かせてください。当時どのようなキャリアを思い描いていましたか?
石川さん:社会に出てからの数年間は忙しくも仕事を楽しみ、将来的には“働く母親”になりたいと思っていました。
“働く母親”になりたいと思ったのは、私の母が子育てをしながら仕事もこなしている姿に憧れ、私も母のような存在になりたいと考えたからです。
-----就活先を探すにあたっての“軸”を教えてください。
石川さん:まずは経験を積むことが大切だと考え、いろいろな経験や挑戦ができそうな営業職に就きたいと考えました。
-----就活時に「これだけは譲れない」とこだわったことは?
石川さん:勤務地です。
先ほどお話したような働き方・キャリアを実現するために、マーケットが大きく、企業数も人口も多い東京で働くことにこだわりました。
決め手は、“人”を大切にしていること
-----数多くの企業の中から、プレシャスパートナーズを選んだ決め手は?
石川さん:会社説明会で社長の人柄に惹かれたこと、また、企業理念に共感し「ここで働きたい」と強く思いました。
就活で多くの企業の説明会に参加したのですが、“自分がこの会社で数年後に働いているイメージ”を持つことができたのはプレシャスパートナーズが初めてでした。
-----社長のどのような人柄に惹かれたのですか?
石川さん:社員との距離の近さ、社員を大切にしているところ、熱い想いを持っている点です。
まず、新卒採用の説明会に社長が自ら参加していることに驚き、社長が一緒に働く社員をとても大切に想っていることが伝わってきました。
-----企業理念のどのような点に共感したのですか?
石川さん:“人”にフォーカスをあて、大切にしている点です。
プレシャスパートナーズの企業理念は“出会うすべての人にとってかけがえのないパートナーであり続ける”というもので、お客様はもちろん、社内のメンバーなど、“人”をとても大切にしています。
働くにあたっては業界や職種ももちろん重要ですが、仕事は一人ではできません。一緒に働く人たちが同じ方向を向いていることが大切だと考え、人を大切にしている企業理念に共感しました。
“そこからどうがんばるか”を考える
-----次に、新入社員時代のお話を聞かせてください。採用コンサルタントに就いた経緯は?
石川さん:当時、新卒入社した社員は全員、まず営業・採用コンサルタントとして働くことになっていました。
-----営業の仕事に苦手意識はありませんでしたか?
石川さん:ありませんでした。
私はもともと何事も前を向いて突き進むタイプで、つまづくことや落ち込むことがあっても、“そこからどうがんばるか”を考えてきました。そのような性格だったため、周囲からも「絶対営業に向いている」と言われ続けていたこともあり、営業に対してマイナスイメージは全く持っていませんでした。
また、3歳のころから大学を卒業するまで20年間やっていた水泳を通して、自分の力を出し切り、人の力も借りながら前に進んでいく力が身に付いたのかもしれません。
難しいからこそ、嬉しさも大きい
入社してからおよそ1年半。月初会議で社内表彰されたり、お客様や上司からプレゼンを褒められたりと嬉しいことがある一方で、約100コール電話をかけたのに全くアポイントを取れなかったこともあったそうです。
-----仕事のスキルやテクニックはどうやって磨いてきましたか?
石川さん:お客様とお話する回数を重ねて経験を積んだり、YouTubeで公開されている営業ロールプレイングの動画などを参考にしたりして自分の仕事に活かしました。
-----上手くいかない時はどうやって乗り越えていますか?
石川さん:なかなかアポが取れない時は、自分のトーク内容とテレアポ先リストの見直しを行うようにしています。
担当者のお名前や帰社時間など、些細だけどアポ獲得のカギとなる情報を整理しなおし、トライアンドエラーを繰り返しながら取り組んでいます。
-----“気持ち”はどうやって切り替えていますか?
石川さん:一人で淡々と取り組まず、上司や先輩に相談や話をして気持ちを切り替えるようにしています。
また、毎日する仕事を“辛い”と思っていては余計辛くなるので、あえて前向きな気持ちでいることを心がけています。
難しい仕事だからこそ成果が出た時の嬉しさも大きいです。それを思い出して「この嬉しさをまた味わいたい」と思うこともモチベーションにつながっています。
若者の明るさや笑顔は周りに伝播していく
-----自身のミッションや実現したいことなど、今後のビジョンを聞かせてください。
石川さん:現在メインでご提案をしているリクルートオーディションを広め、“社長就活”を軸とした就活をスタンダードにしていきたい。20代前半は人生において一番仕事に専念できる時期だと思うので、今のうちにいろいろなことに挑戦して営業力をつけていきたいです。
プライベートにおいては、長期的な目標である“働くお母さん”になれるようにがんばりたいと思っています。
-----石川さんのように「元気に仕事に向き合いたい」という同世代に向けて、メッセージをいただけますか?
石川さん:入社1・2年目のような若い時期は、経験と失敗の繰り返しです。
しかし、挑戦すれば失敗したとしても確実に自分の成長につながります。そのため、いろいろなことに挑戦して成長し、また挑戦する…というサイクルを上手く回していけば、必然的に仕事が楽しくなるのではないでしょうか。
今だからこそ挑戦できることや、やりたいことに積極的に挑戦してほしいです。
また、とにかく明るく元気でいることも大切だと思います。
-----明るさや笑顔は新卒ならではの強みと言えそうですね。
石川さん:はい。若い人の明るさや笑顔は、社内やお客様など周りに伝播していくものだと感じています。
明るさ・元気さという強みを全面に出して、失敗を恐れず、若手からさまざまなことを盛り上げていければと思います。
難しい仕事も前向きに捉えてトライアンドエラーを繰り返すことで、一歩ずつ成長している石川さん。「若い人の明るさや笑顔は周りに伝播していく」という言葉通り、取材を通して自然とこちらまで元気が湧いてきました。
若いころは経験と失敗の繰り返し。失敗を恐れず、明るさや笑顔を武器にして挑戦し続けるうちに、次第に仕事が楽しくなっていくのかもしれませんね。
出典元:プレシャスパートナーズ
出典元:アールエイチナビ
出典元:リクルートオーディション
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