米シリコンバレーも注目しているというTikTokやWechat、Ailpayといった中国発のアプリ。既におなじみのものもあるでしょうし、革新的な中国アプリの発想力やその勢いから目を離せない人も多いのでは。その一方、まだまだ日本人には知られていないアプリやサービスもあるそうです。
そんな中国アプリの実力を徹底解剖し、起業家をはじめ、新しい企画アイデアがほしいすべてのビジネスパーソンに役立ちそうな書籍が間もなく登場。
株式会社かんき出版は3月3日(水)、「中国オンラインビジネスモデル図鑑」発売します。
デジタル化で日本を大きくリードする中国
同書によると、現在中国では、革新的で便利なアプリやオンラインサービスが日々生まれており、買い物、フードデリバリー、配車サービスはもちろん、医療や学び、賃貸住宅の契約、納税もオンライン、新発売の化粧品をスマホの画面上で試すことができるなど、すべてがデジタル化されているそうです。
しかし、これらの中国のアプリは国内でしか使えないものも多く、TikTokやWeiboなど一部を除き日本ではあまり知られていないのが現状とか。
日本人が思っている以上に、中国はデジタル化が進んでいるようです。
ビジネスチャンスはオンライン大国である中国から学べ
今後、日本でもデジタル化が進むのは明らかで、日本でビジネスチャンスをつかむには、既にすべてがオンライン化されている中国で成功しているアプリや、そのビジネスモデルについて知ることは非常に有益なのではないでしょうか。
同書は世界屈指のオンライン大国、中国で人気のアプリ60個を厳選。そのビジネスモデルや機能、インターフェイス、マーケティング施策、資金調達などのさまざまな情報を図解や画像を交えながらわかりやすく解説するとしています。
単にアプリの紹介だけでなく、中国の主要IT企業やキャッシュレス決済、ユニコーン企業が数多く生まれる理由など、中国のオンラインビジネスに関するコラムも収録。
中国進出を考えている人はもちろん、起業家、IT企業の企画・開発担当者、投資家、学生など、多くの人に役立つ情報が満載だそうです。
中国IT企業の成長の過程を目の当たりにしてきた著者
著者である王 沁氏は現在、華和結ホールディングスのCEOを務めるかたわら、ゲームやアニメなど日本のコンテンツを世界に輸出するコンテンツ商社や、企業にマッチした人工知能の導入・輸入に携わっているとか。
テンセントやアリババなどの大企業からスタートアップまで、数多くの中国のIT企業と関わってきた経験から、彼らのビジネスモデルや製品の機能、資金調達やマーケティングなど成長の過程を目の当たりにしてきたといいます。
同書を通じて中国のオンラインビジネスの代表的な製品や仕組み、成長・成功の過程を知り、自身のビジネスに応用してほしいとしています。
【目次】
Chapter1 SNS・情報
Chapter2 生活
Chapter3 ショッピング・決済
Chapter4 シェアリング
Chapter5 エンタテインメント
Chapter6 自己啓発・健康・美容
Chapter7 金融・資産・保険
Chapter8 移動・旅行
Chapter9 ビジネス
そのほか詳細についてはプレスリリースでご確認ください。同書で日本人の知らない中国のサービスについて学び、起業や商品開発、企画立案のヒントにしてみてはいかがでしょうか。
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