働きながらMBA(経営学修士)を取得したいと考えている人を後押ししてくれる書籍が登場した。
株式会社KADOKAWAは、トップクラスのMBA教育機関である「早稲田大学ビジネススクール」教員協力のもと、「MBA10時間でざっと学べる」シリーズを11月27日(金)より発売している。
シリーズ第1弾は「アカウンティング(会計)」と「経営戦略」
同シリーズ第1弾は「アカウンティング(会計)」と「経営戦略」の2科目。職場ですぐに使えるMBAの基礎知識が満載で、時間がない人やMBAの基礎を学びたい人の入門書として最適だという。
ビジネスパーソンとしてスキルアップを目指す人たちの注目を集めるMBAだが、早稲田大学ビジネススクールはMBAの教育機関として、2つの国際的な第三者機関の認証を取得し、世界的な評価を得ているそうだ。
このシリーズでは、同スクールの講義で実際に扱われる内容を、基本的な部分を中心に10時間でざっと学べるように凝縮したとしている。
苦手な「会社の数字」を武器にするノウハウを伝授
「MBAのアカウンティングが10時間でざっと学べる」は、MBA必修科目の基礎知識を中心に、財務会計と管理会計の両方をまとめる分析指標などについて学べるという。苦手な会社の数字を武器にするノウハウを伝授する。
「会計=会社の数字」であり、売上や利益、コスト、予算などがある。数字は苦手という人も会計の知識を身につけ、会社の数字がわかり活用できるようになれば、ビジネスパーソンとして飛躍でき、周囲に差をつけることができるという。
激変の時代を生き抜くための経営戦略
一方「MBAの経営戦略が10時間でざっと学べる」では、経営戦略の2大テーマ「事業戦略」と「全社戦略」を中心に、ビジネスに使える内容を盛り込んでいる。
新型コロナウイルスの収束が見通せない昨今、コロナとの共存を迫られ、ビジネスのあり方や考え方の変化を余儀なくされている。こうした激変の時代を生き抜くには、過去の経験にならうのではなく、何をすべきかを戦略的に考えることが必要としている。
同書では、第一線のコンサルタントが机上の空論ではなく、経営戦略の必要性、重要性、基本的な考え方から、今の時代を生き残る術まで伝授するという。
企業実例やビジネスの現場での活用方法を図解でわかりやすく
「MBA10時間でざっと学べる」シリーズでは、GAFA・トヨタ・ホンダ・JAL・ウィキペディア・花王などの企業実例や、ビジネスの現場での活用方法を豊富に取り入れており、より実践的でイメージが湧きやすく、アカウンティングや経営戦略の知識を身につけたい人におすすめとか。
左ページに解説、右ページに図解を掲載する方式で、アカウンティングと経営戦略それぞれ「約100のポイント」を図で解説し視覚的にも理解を促すという。
価格は、ともに1500円(税別)。詳細については同社プレスリリースで確認できる。
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