「ビジネスでは先を読まなければならない」と、当たり前のようにいわれます。しかし実際は、目の前のことを懸命にこなすのにとどまり、なかなか先のことまで頭が回らないケースも多いでしょう。
常に先の先を読む、そんな“先読み思考”を身に付けるには、どうすればよいのでしょうか?
株式会社アルクは、「勝者の先読み思考-ビジネス戦略の基本と実践」を8月6日(金)に刊行。先読み思考のヒントが詰まった一冊で、その力を身に付けてみてはいかがでしょうか。
5手先を読む、ビジネス勝者の頭の中を解説
米国ビジネス系YouTuberであるパトリック・ベト=デイヴィッド氏の新刊で、ウォール・ストリート・ジャーナルNo.1ベストセラーにもなったという同書。
著者によると、成功した起業家とチェスのグランドマスターはどちらも、"目の前の駒を見て、次の5つの動きを予測"します。目前の1手しか考えない人がエゴ・感情・恐れによって動いている一方で、戦略型経営者は、続く指し手の策を練っているといいます。
この本では、YouTubeチャンネル「Valuetainment」を開設し、一代で富を築いた起業家である著者が取り組む、ビジネスの目標を大胆に達成するための「先読み思考」を解説。
起業を考えている人はもちろん、ビジネスパーソンであれば、1歩ならず5歩も先を読む成功者の頭の中を知りたくはありませんか?その先読み思考をマスターすれば、著者のように成功を手にすることも夢ではないかもしれません。
読書のススメ!巻末に「ビジネス書推薦リスト」も
著者はどうやって、先の先のそのまた先まで読む力を身に付けたのでしょうか。実は、“読書”がその秘密の1つであるようです。
大学に進学しなかったという著者が大切にしてきたのは、“本から学ぶこと”であり、これまでに1500冊以上のビジネス書を読破したといいます。
巻末には、そんな著者が薦める「ビジネス書トップ52選」が収録されています。既に日本で翻訳版が出ている書籍も多く、ビジネスパーソンのための課題図書として利用できるとしています。
新型コロナウイルスの収束が見えない中、おうち時間や夏期休暇、通勤中の読書の参考にしてみてはいかがでしょうか。明日の仕事に活かせる、“先読み思考”以上のヒントが見つかるとよいですね。
【目次】
・1手目 自分を知ること
1章 何者になりたいのか? 2章 自分という最重要プロダクトを探求する など
・2手目 論理的な思考力
4章 問題への対応力を磨く 5章 原因Xの解明:効果的な決断のメソッド
・3手目 優れたチームの結成
6章 いかにチームをつくるか:ソロプレナー神話からの脱却 など
・4手目 事業規模の拡大戦略
9章 飛躍的な拡大成長 10章 モメンタムを味方につけカオスに備えよ など
・5手目 パワープレイ
14章 マフィアに学ぶ 売りこみ、交渉術、影響 など
著者紹介など、そのほか詳細についてはプレスリリースをご覧ください。
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