ビジネスメールからプレゼン資料、企画書、報告書…ビジネスパーソンには文章を書く機会が多い。来年こそは文章力を向上させたいと願う人も少なくないだろう。
株式会社CCCメディアハウスは12月15日(火)、朝日新聞の名物・名文記者、近藤康太郎氏による「三行で撃つ〈善く、生きる〉ための文章塾」を発売した。
朝日新聞の名物記者による文章術
同社によると著者の近藤康太郎氏は、朝日新聞の名物・名文記者。
1987年に朝日新聞入社後、川崎支局、学芸部、AERA編集部、ニューヨーク支局を経て、2017年より朝日新聞編集委員・日田支局長を務める人物だ。
文章を「ちょっとうまく」書くための実用的なテクニックを紹介
同書は文章術の実用書らしく、「書き出しを外すと、次はない」とつかみ(冒頭)の三行に触れ、起承転結の大切さを「転を味方につければサバイブできる」と説く。
また、常套句が害悪な理由や、一人称、文体、リズム、といった文章を書く上で必要十分なテクニックを網羅。文章を「ちょっとうまく」書くための実用的な技を紹介している。
さらに、それを単なる方法論にとどまらず、「なぜそうするのか」について、自己や他者の心のありようにフォーカスしながら解説しているという。
初心者からプロまで対応
読者対象は、書くことに苦手意識を持つ人から、これからなにかを表現してみたい初心者、そしてプロのライターや記者まで。
「いい文章」とは何かについて、文学作品から新聞記事、詩歌、浪曲といった豊富な例示を取り上げて、具体的に解説している。
文章技術はもちろん、企画力、時間・自己管理術、読書術、資料整理術、思考法まで身につく一冊だとしている。
【目次】
はじめに
第1章 文章の基本
第2章 禁じ手を知る
第3章 ライターの心得
第4章 書くための四つの道具
第5章 読ませるための3感
第6章 自己管理の技術
第7章 生まれたからには生きてみる
おわりに
【書籍概要】
発売日:12月15日(火)
価格:1650円(税込)
そのほか詳細な内容は同社プレスリリースから参照。
文章技術のサポートのみならず、書きながら生きる目標設定のサポートとしてもチェックしてみては。
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