社会人になると、慣れない報告書や資料、対外的な文章などに向き合う機会が多いのではないだろうか。
そんななか、改めて文章力や読解力を身につけたいというビジネスパーソンに役立ちそうな書籍が登場した。
株式会社朝日新聞出版は10月、東大クイズ王の伊沢拓司氏が率いるエンタメと知を融合させたメディア「QuizKnock」の教養本シリーズ第2弾、「文章を読む、書くのが楽しくなっちゃう本」を発売した。
「文章を読むことが苦手」「文章を書くことに自信がない」という人向け
同書は、文章を「読む」「書く」コツを、QuizKnockのメンバーがわかりやすく解説した1冊だという。
クイズの問題文づくりを例に、文章を書くポイントを解説するコラムも掲載し、中高生から大人まで、「どうしても長い文章が読むのが苦手」「ちゃんとした文章が書けない」と悩むすべての人におすすめだそう。
「文章を読むことが苦手」「文章を書くことに自信がない」という人でも、これまでとは違った視点で文章に向き合い楽しむコツをつかめる入門書で、多くの人が文章に対して抱いている「読めない」「書けない」という不安や悩みをひも解き、解消していくとしている。
文章という道具の目的、機能、はたらきに着目し使いこなす
同書によると、「はじめから完全に理解しながら読み進めなければいけない」「美しくてきれいな文章を目指さなければいけない」などと、思い悩みながら文章に向き合う必要はないという。
完璧な理解や美しさよりも、文章という道具の「目的」や「機能」「はたらき」に着目し、うまく使いこなすための思考法やテクニックを紹介する。
同書を読みながら文章と向き合うと、自分のことや他人のこと、世界のことがよく見えてくるのだという。この「言葉の力」を使いこなす方法を、この1冊を通じて考えていくことができるそうだ。
QuizKnockライターの本棚、読書の幅を広げるためのワークシート、クイズの問題文を「書く」ときのポイントなどを収めたコラムのほか、文章を楽しく読み、書けるようになるテクニックを紹介するという。
・PART1 文章を楽しく読めるようになるためのテクニック
文章を読めるってどういうこと?
文章の中で迷子にならないために
文章のジャンルと登場人物について考えよう・PART2 文章を楽しく書けるようになるためのテクニック
「きれいな文章」よりも「はたらく文章」を書こう
「はたらく文章」ってなに?
もっとも基本的な目的は2種類
読者にとって最高のガイドになることも目指そう
現在1200円(税別)で発売中の同書の詳細については同社プレスリリースで確認できる。
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