株式会社キャスターは8月27日(木)、同社取締役COOである石倉秀明氏の著書「コミュ力なんていらない 人間関係がラクになる空気を読まない仕事術」を、マガジンハウスより発売する。
コミュニケーションが苦手でも仕事で成果を出してきた
複数の会社を渡り歩いてきた同氏は営業成績は常にトップクラス、報道番組のコメンテーターも務め、講演に登壇する機会も多いそうだ。そんな同氏だが、実はコミュニケーション障害を抱えており、パニック障害もあるという。
コミュニケーションが苦手な同氏が、仕事で成果を出してこられた理由は、「苦手な方法で勝負をせず、勝てるパターンを習得していたから」だそう。コミュニケーション能力が低くても、人脈がなくても、仕事で成果を出すことが可能としている。
同書では、コミュニケーション力がない同氏がどのように仕事で成果を出してきたのか、そのコツやテクニックを紹介する。
コミュニケーションの呪縛からの解放
昨今リモートワークを導入する企業が急速に増え、「慣れない仕事環境でコミュニケーションが取りづらくなった」という声が多いが、これこそコミュニケーションの呪縛であるとし、同書ではその原因と対策について解説する。
コミュニケーションに自信がない人や突然のリモートワーク環境に戸惑い、リモートでのコミュニケーションのコツがつかめない人がその呪縛から解放され、気持ちがラクになる言葉が詰まっているという。
ちなみに同書は、同氏のワークスタイルに則り、打ち合わせから原稿作成、デザインチェック、校正まで、SlackやZoomを用いたフルリモートで制作したそうだ。
「コミュ力」がないなりの戦いをすればいい、読めない空気は無理に読まなくてもいい、オンラインなど非対面のコミュニケーションでは空気を読むのはNG!など、同氏の語録も収録している。
リモートワークならコミュ力が高い人も、低い人も、同じ土俵に立つことになるとし、完璧な人間など世の中には存在しないので肩肘はらず、心配しすぎないことがコツだとしている。
<目次>
PART1 「コミュ力」がなくても仕事はうまくいく
PART2 「コミュ力」を因数分解してみると...
PART3 「コミュ障」の僕が実践している、仕事の作法
PART4 「コミュ障」でも、人間関係がラクになる考え方
PART5 リモートワーク時代のコミュニケーション
PART6 シチュエーション別・「コミュ力」いらずの仕事術
自由に働ける社会の創造に挑戦
同氏は2005年にリクルートHRマーケティング入社。2009年6月にリブセンスに転職し、ジョブセンスの事業責任者として、史上最年少社長の東証マザーズへの上場に貢献した。
その後DeNAのEC事業本部で営業責任者を務めたのち、新規事業・採用責任者を歴任。現在は株式会社キャスターの取締役COOを務めている。
2019年7月より「bosyu」の新規事業責任者も兼任し、個人が誰でも自分の「しごと」を作り出し、自由に働ける社会を作ることに挑戦しているという。
「コミュ力なんていらない 人間関係がラクになる空気を読まない仕事術」は、8月27日(木)、1300円(税別)で発売予定。その他詳細については同社プレスリリースで確認できる。
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