700人以上でリモートワークを行なう株式会社キャスターは、7月30日(木)に越川慎司氏による著書「働く時間は短くして、最高の成果を出し続ける方法」を日本実業出版社より発売した。
時短とハイパフォーマンスを同時に実現するには
同書によると、働き方改革で「労働時間の削減」を目指す企業が増える中、多くの企業は時短のために、効率化できる定型業務をITやオンラインアシスタントサービスなどにアウトソースし、コア業務にかける時間を拡大したところで業務改善を終えてしまうという。
本来目指すべきは、「More with Less(より少ない時間でより良く働く)」であるとする同書では、労働時間を減らすだけの働き方改革ではなく、同氏がコンサルティングを行ってきた605社16万人を変えた「時短」と、「ハイパフォーマンス」を同時に実現する「新しい働き方」を紹介。
また、新型コロナウイルスの影響でリモートワークを経験し、必ずしも「会社に出勤すること」が「仕事」ではないことに気づき、働き方を見直すきっかけになったビジネスパーソンも多いのではないかと、同氏は推測する。
変化が激しいこの社会で生き抜くには、働く場所にかかわらず、より少ない労働時間でより大きな成果を残すことが求められる一方、どうすれば働く時間を減らししなが成果を出し続けられるかを教えてくれる上司はいないとしている。
リモートワークで週休3日を実現する著者がノウハウを伝授
現在リモートワークをしながら、「週休3日」で会社経営と株式会社キャスターの「Caster Anywhere」事業責任者、セミナー講師、本の執筆や連載などの仕事をこなしているという著者の越川氏。
同氏によれば、優秀なビジネスパーソンと勘違いされることも多いそうだが、実は仕事の覚えは悪く、はじめはいつも苦労するという。
24年の社会人生活で行動と意識が変わり、様々なツールやオンラインアシスタントサービスを駆使し、世の中や人生、仕事などにインパクトを与えるもののみに集中できているとか。
2017年の独立以降、600社を超えるクライアントに働き方の改善を支援し、成功に導いてきた実績をもとに再現性のある「新しい働き方」のノウハウを伝授するとしている。多くのビジネスパーソンが、最短距離で成果を残し、より幸せな人生を楽しむことを望んでいるという。
「働く時間は短くして、最高の成果を出し続ける方法」は1500円(税別)で発売中。
<目次>
第1章 少ない時間で、より良いアウトプットが求められる時代
第2章 本当に「減らせる時間」はどれくらいあるか?
第3章 どうすれば、働く時間を減らしても成果を出し続けられるのか?
第4章 生産性アップは最終的に「働きがい」で決まる
第5章 絶対に効率化できないのは「コミュニケーション」
第6章 変化が激しい時代に、必要とされる人になる「学び方改革」
第7章 「働き方」と同じくらい大事な「休み方改革」
その他詳細については同社プレスリリースで確認できる。
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