700名以上でリモートワークを行なう株式会社キャスターは、Caster Anywhere事業責任者である越川慎司氏の著書、「新時代を生き抜くリーダーの教科書」を8月7日(金)に総合法令出版より発売する。
Caster Anywhere事業とは、場所にとらわれない柔軟な働き方を求める人と、人材不足に悩む企業双方の課題を解決するサービスだという。
リモートワークの普及に戸惑うリーダー
本書によると、常識だったルールが翌日には非常識に変わるほど、変化が激しく複雑で不確実な昨今、しっかり管理さえすれば確実に成果が出るわけではなくなり、強いリーダーが組織全体をコントロールする時代は終わったという。
また新型コロナウイルス対策のために、多くの企業がリモートワークを余儀なくされ、全国の普及率が10%未満であったリモートワークが通常の働き方へと変わり、それに伴ってビジネスモデルも変わってきたとしている。
リモートワークによりメンバーとの関わり方が変わり、戸惑うリーダーもいるだろう。同社でも「リモートワークでは社員がサボるのではないか?」という相談をよく受けるそうだが、本書では「確かに社員の14%は在宅勤務中にサボっている」としている。
しかし、在宅勤務でサボる社員の94%は職場でもサボっているとも。本書では、目の前にいないメンバーを管理するための9つの方策を解説している。
VUCA時代の激しい変化に立ち向かうための手法
株式会社クロスリバー代表取締役社長兼、株式会社キャスター Caster Anywhere事業責任者である越川慎司氏は、「週休3日」を実践する働き方コンサルタント。
クロスリバーによる調査では、2019年度の総労働時間は18%減ったが、逆に管理職の労働時間は21%増えたという。メンバーの労働時間が減った分、そのしわ寄せがリーダーの過重労働を生んでいるそうだ。
これまで605社のクライアントに対し「変化の対応力アップ」を支援してきた同氏は、クライアント企業との行動変容の実験を通して、再現性があることを確認。
本書にはVUCA(「Volatility(変動性)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(曖昧性)」)時代の激しい変化に立ち向かうための手法が詰まっているとし、新時代を生き抜いていきたいリーダーに読んでほしいという。
本書概要
<目次>
第1章 VUCA時代を生き抜くために
第2章 ダメ上司がメンバーをダメにする
第3章 最優秀リーダーが大事にしている6つのこと
第4章 対話で始まり対話で終わる
第5章 テレワークを成功に導く9つのアクション
第6章 成長支援
価格は1540円(税込)。発売に先駆け、8月5日(水)に「テレワーク標準時代に目の前にいないメンバーを管理する5つの手法とは」と題する出版記念オンラインセミナーも開催予定だ。
本書およびセミナー詳細については同社プレスリリースで確認できる。
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