1. 企業が奨学金返済を支援する求人プラットフォーム「Crono Job」が誕生

企業が奨学金返済を支援する求人プラットフォーム「Crono Job」が誕生

株式会社Cronoは11月27日、奨学金返済による課題解決のため、企業が奨学金返済を支援する求人プラットフォーム「Crono Job」をリリースした。同社によると、日本初の試みという。

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教育費の負担がキャリアに影響

大学生の就職内定率は85.1%と売り手市場が続いており、企業の採用コストは年々高騰している。

厚生労働省によると、入社3年以内の離職率は30%以上と、早期退職する社員に対して採用コストが見合っていないという現状がある。

一方、大学生の半数以上が貸与型奨学金を受給しており、奨学金返済苦による自己破産者は過去5年間で1万5000人以上と、学生のキャリア選択が制限されているという。

経済協力開発機構(OECD)の調査では、日本の教育支出における家庭の負担は50%以上と、他国と比較しても高い教育費負担がうかがえる。

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出典:OECD Education at a Glance 2019

挑戦する機会の拡大を目指して

Crono Job(クロノジョブ)」は求人紹介のプラットフォームで、代表の高瀛龍(コウ・インロン)氏が、800万円の奨学金の返済で留学を断念した経験から誕生した。

掲載企業に入社が決まると、その企業が求職者の奨学金返済資金を支援する仕組みで、貸与型奨学金・民間教育ローン利用中の学生や新卒・中途の求職者が登録対象となる。

奨学金返済の方法は、入社後に一括して支払ったり勤続年数や評価に応じて段階的に対応したりと、求人により異なる。

求職者は自分のキャリア選択の幅を拡大しながら、奨学金返済の負担を軽減することができ、企業は高い能力を持つ人材の長期間雇用を見込めるメリットがあるという。

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