1. トゲのない会話づくりや文章に必要なのは『いかに不快な点をなくすか』

トゲのない会話づくりや文章に必要なのは『いかに不快な点をなくすか』

 どうもHOSHIです。

 インターネット大好き、ブログ大好きな26歳です。

 TwitterやInstagramを始めとするSNS、ブログやニュースサイト、あらゆる媒体を通して、ほぼ無料で日々多くの文章を目にすることができる現代は最高! では、ありますが……。

 さまざまな情報に助けられる中で、見知らぬ誰かの文章でダメージを負ったり、なんとなく見てしまった言葉の矢がスパッと刺さって抜けなかったり、そこらに仕込まれているトゲの数々に知らぬまに消耗してしまうのも事実。

  普段は自分の交友関係にいないようなあらゆるタイプの方々の意見が、良くも悪くもインターネットでは聞けてしまいます

 誰かが物申した言葉のターゲットに偶然ハマってしまうと、なぜかこの画面の先にいる東京都在住26歳女(わたし)の心にまでドカンと響いてしまうわけですね。

 「ありがとう」とも思えば「もうやめておくれ……」と思うこともしばしば。

万人に読まれることをちゃんと意識しているか

 私自身、ブログや記事を使って、自分の意見をインターネット上にたれ流している人間の1人。それはもうとても気を使います。自分対1億人。いや対70億人。自分の意図しない場面で、誰かが傷ついてしまうのは避けたいなあ、と。

 書くからには人に伝えたい。自分の配慮が欠けたせいで、本当に伝えたいことが届かないなんて、とても悲しい。

 万人に向けた文章を書くとき、または万人に届いてほしい、と思う文章を書くとき、大切なのは『万人に読まれることをちゃんと意識しているか』。当然のことのように思えるかもしれませんが、意外とこれが難しい。

 まだまだ未熟な自分ですが、たまに「どうやったら人に読んでもらえますか?」というお声をいただくことがあります。

 そういった方の文章に限って「それだと意図を誤解されてしまうんじゃ……?」とハラハラするような書き方をされていることが多いです。

ノイズを減らしてより伝わりやすく

 思いのままドバーっと書いてしまうと、それはただの『自分目線』。まずはそれで言いたいことは揃ったけども、あくまで文章を書くための素材に過ぎません。

 基本的にみんな、よそのどこぞと知れぬ人間の意見なんて聞きたくないのです。……とまでは言い過ぎかもしれませんが、「みんな聞きたくないよねっ!」くらいのスタンスでいた方が、自然と読む方に提供する姿勢でいられるのだと思います。

 自分の気持ちを発信するには、しっかり文章を練っていく必要がある。このとき私が大事にしているのは『いかに不快な点をなくすか』ということ。世の中のあらゆる立場の目線になって何度も何度も自分の文章を読み返します。

 自分が書く分には気持ちが良いけど、じゃあこれを男性が読んだらどう思う? 老人は?もっと若い人は? 30代は? 上司は? 後輩は?  母は? この商品を作った人は? 販売している人は、どう思う?
 そうやって読み返していくと、なんとまあ多い自分の言葉のトゲに気づく。「あーこれ男性が読んだらあまり楽しくないだろうな」「自分より年上の人が読んだら悲しい気持ちになるだろうな」と。

 こうして誰かの目線になった場合に、不快に感じた箇所はしっかりと吟味して書き方を変えています

 その他にも、
  • ネガティブな発言ばかりしていないか
  • 感情に任せすぎていないか
  • むやみになにかを否定していないか
 これらを照らし合わせて独りよがりな言葉をなくしていくことは、発信するときに意識したいこと。自分の言いたいことが上記に当てはまるものではないとき、文章に忍ばせられているトゲはノイズでしかありません

『不快な点をなくす脳』は日常会話にも活きる

 著名な書き手さんの文章を読み解くと、圧倒的にトゲが少ない(もしくはトゲしかない)。

 しっかりと幅広い対象に配慮がされていて、読むときに筆者が意図している内容以外の場面で不快に思うことがないので、より言葉が心にスッと入ってきます。

 すごい。劇的にクリーン!

 メールや企画書、プレゼンにおいても、その言葉を受け取るあらゆる立場の人を想定して書くことで、ぐんと伝えたいことが伝わりやすくなるはず。

 そんな『不快な点をなくす脳』ができあがると、文章を書く場合だけでなく、日常会話にも生かされていきます。

 文章でも会話でも、人になにかを伝えるのって本当に難しい。せめて誰かをふいに傷つけることのない言葉を選びたいもの。

 100人中100人に好かれるなんて無理難題ですが、できる限りその努力はしたい。それもまた、書く人間としての一つの責任なのかもしれません。

Text by HOSHI 【@chanwatac

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