1. 【プロが監修】ハゲる前に読む! 薄毛をカバーできるヘアスタイル&アレンジテク

【プロが監修】ハゲる前に読む! 薄毛をカバーできるヘアスタイル&アレンジテク

 「まだまだ大丈夫」と思っていても、じわじわ面積が広がっていくおでこ。シャンプー後の排水溝や寝起きの枕を見て、抜け毛の多さに不安を感じている人も少なくないだろう。

 とはいえ、自分の薄毛を認めるには勇気がいるし、いきなりAGAクリニックに行くのも抵抗がある。そんな人は、まず薄毛を隠すヘアデザインにチャレンジしてはいかがだろうか。

 上記写真を見てほしい。全く髪の毛の量が違うように見える2枚の写真だが、実は増毛などをして毛量を増やしているわけではなく「ヘアカットだけ」で薄毛をカバーしているのだ!

 というわけで、30歳を過ぎてそろそろ頭髪に不安を覚えはじめたU-NOTE編集部員が、“薄毛カバーのパイオニア”にヘアアレンジテクを聞いてきた!

薄毛男性必見! 髪の悩みを解消するヘアサロン

 今回お邪魔したのは、全室個室の男性専用ヘアサロン「INTI」。頭皮ケアやAGA、薄毛予防のメニューが豊富にそろい、ヘアデザインでコンプレックスを軽減してくれる薄毛男性のサンクチュアリだ。

 「薄毛男性のサロン」というとクリニックのような味気ない空間を想像するが、INTIはエントランスからおしゃれ! アロマの香りが漂い、リラックスしながら髪の悩みを相談できそうだ。

 迎えてくれたのは、代表の宮本洋平さん。しかし、こんなふさふさヘアの人にハゲの悩みがわかるのだろうか……。

宮本さん「実は、僕も薄毛なんです。だからこそ、同じような悩みを抱える男性をサポートしたくて去年3月にこのサロンを立ち上げました。コンセプトは“ヘアデザインで人生を変える”。この髪型にも、薄毛をカバーするために編み出したテクが詰まってるんです。“薄毛カバーのパイオニア”と呼んでください!」

こ、心強い……。続いて現われたのは、デザイナーの鎌田妹さん。“毛髪診断士”の資格を持っているそうだが……?

鎌田さん「毛髪診断士は、公益社団法人日本毛髪科学協会の認定資格です。正しい技術と知識に基づいて髪の毛の細さや弱さ、栄養の偏りなどをチェックしたり、マイクロスコープで頭皮を診断したりして、髪の悩みを抱える方にアドバイスをしています」

髪をチェックするだけで、栄養状態までわかるとは。

鎌田さん「そうなんです。髪は、爪と同じ老廃物。体に溜まった亜鉛や銀などが排出される器官でもあります。体にいいものを摂取すれば髪も滑らかになりますし、大病をすればそれが髪にも現われます。こうした状態をチェックして、医療機関を紹介したり、美容師としてアドバイスを送ったりしているんです」

薄毛の原因には、どんなことが挙げられるのだろうか。

宮本さん「遺伝もありますが、いちばん大きいのは生活習慣です。血流が悪くなると抜け毛が進行するので、ストレス、睡眠不足、たばこは大敵です!」

協力してくれたのはこの二人!

宮本洋平さん
INTI代表/デザイナー
数多くのタレント、芸能人、著名人を顧客に持ち、ヘアカットだけでなくTVやCM、雑誌、コンサートツアー等のヘアメイクも担当。2016年、「ヘアデザインで人生を変える」をコンセプトに掲げ、INTIをオープン。薄毛カバーのパイオニアとして、多くの薄毛男性を救っている。
鎌田妹さん
INTI所属/デザイナー/毛髪診断士
毛髪診断士の資格を持ち、毛髪理論に基づいたパーマやカットを行う薄毛男性の女神。知識に裏付けされた頭皮や髪のアドバイスに定評がある。

薄毛を目立たなくするヘアデザインとは?

では、薄毛の人に適したヘアデザインとはどんなものだろうか。そもそも、ハゲているとできる髪型も限られそうだが……?

宮本さん「確かに、毛量が十分な人に比べると髪型が限られます。でも、その中でベストなスタイルを生み出すことはできます。そんなヘアカットのテクニックを紹介しましょう。

基本的な考え方は、“目立つ場所を作ること”。極端なたとえですが、サイドに金髪のエクステがついていたら、そっちに目が行きますよね。そこまでとは言わなくても、目立つポイントを何カ所も作るんです」

同じハゲでも、僕のようにおでこが広がりつつあるケース、頭頂部が薄くなってくるケースなど、いろいろなパターンが考えられる。それぞれに合ったヘアデザインとは?

宮本さん「まず、毛が多いままおでこが広くなったケース。この場合、Vの字に広がったおでこをUの字にすると薄毛をカバーできます。全部を2cmの長さにそろえるとVの字になりますが、真ん中は2cm、その横は4cm、さらにその横は6cmと長さを変えて切ることで、Uの字に近づきます。例えばこの方なんかがそうですね」
すごい! ヘアカットだけで薄毛が目立たなくなってる!

宮本さん「毛髪の周期が狂うと、薄毛になります。4cm伸びる元気な毛もあれば、2cmで成長が止まって抜けてしまう毛もあるのが、薄毛の特徴。そんな時は、2cmで切りそろえてしまえば毛量が多く見えるんです。さらに、頭頂部の毛先をツンツンさせて、そこに目が行くようにデザインしました」

なるほど。では、頭頂部が薄い人に適したヘアスタイルは?

宮本さん「サイドの毛を極力刈り込むなど、気になる部分よりも薄い場所を作ると相対的に頭頂部が濃く見えます。あとは、髪を伸ばして気になる部分を隠すテクですね。伸ばした髪を重ねることで、頭頂部の薄さを目立たなくします」

カットの頻度はどれぐらいが適しているのだろうか。

宮本さん「たとえ薄毛でも、波平さんのようにサイドの毛は最後まで生き残ります。ですから、放っておくとサイドばかり伸びて頭頂部がペタンとしてしまうんです。目立ってはいけないところが目につくようになるので、まめに切ったほうがいいですね。1ヵ月に1回カットするのがおすすめです」

薄毛カバーのパイオニアが推奨!ハゲが目立たないヘアデザイン

  • ハゲに目が行かないよう、目立つポイントを作る
  • 気になる部分よりも、さらに薄い場所を作る
  • 髪を伸ばして薄い部分を隠す

自分でできる薄毛隠しのテクニック

 では、ヘアカット以外に薄毛を目立たなくする方法はあるのだろうか。テクニックを聞いてみた。

宮本さん「まずは、日焼けですね。INTIにも日焼けマシンを入れようかと検討したぐらい、日焼けはマストです。肌を黒くして髪の毛を明るくすると、境目が目立たなくなりますから。

もしお仕事上問題ないのなら、ひげを伸ばすのもおすすめです。視線を分散できるので、頭部に目が行きにくくなります。

あとは、“メガネ使い”という技もあります。メガネやサングラスをおでこに乗せると、広がったおでこをカバーできます」

薄毛をカバーする3大テクニック

  • 日焼けで、肌と髪の境目を目立たなくする
  • ひげを伸ばして視線を分散
  • メガネをおでこに乗せて、V字ハゲをカバー
宮本さん「他に大切なのは、スプレー選びです。どんなに髪型をカッコよく仕上げても、風が吹いた瞬間に魔法は解けてしまいます。薄毛はシンデレラ。そう肝に銘じて、スプレーを忘れずにかけるようにしましょう」

スプレー選びのポイントは?

宮本さん「大前提として、しっかり固まるもの。とはいえ“スーパーハード”と書いてあるのに、意外と固まらないスプレーって多いんです。市販のものよりサロンで売っているもののほうがおすすめ。美容師さんに相談して、固まるスプレーを探すのもひとつの手ですね。

もうひとつの条件は、かけているのがわからないもの。粗悪なスプレーだと、髪がキラキラして『こいつ、やってるな』とバレてしまいます。そうでないものを選んでください」

カラーはNG? 帽子はOK? 気になる疑問に薄毛のプロが回答

 最後に、宮本さん&鎌田さんに薄手のヘアデザイン&スタイリングについて聞いてみた。鎌田さんは正統派の答え、宮本さんは薄毛に特化した回答を述べてくれたので、参考にしてほしい。

質問1:薄毛の人は、カラーやパーマはやめたほうがいい?

鎌田さん「メリットの裏には必ずデメリットがありますし、デメリットの裏にはメリットがあります。確かにカラーやパーマは薬剤を使うので、刺激があるのも事実です。でも、こうした施術でコンプレックスが解消されるなら、チャレンジしたほうがいいと思います。カラーに抵抗がある方も多いと思いますが、黒髪よりも明るい髪色のほうが薄毛も目立ちません。薬の選択や塗り方によって刺激を和らげることもできるので、カラーもパーマもアリだと思います」

宮本さん「僕の持論は“ハゲる人はハゲる”。よく『昔ブリーチしてたからハゲたのかな』とか何かしら原因を求める人がいますが、まったく関係なし!  染めたりパーマをかけたりしてストレスがなくなるなら、やるしかないでしょう!」

質問2:髪をセットする時、ワックスやジェルは使わないほうがいい?

鎌田さん「ヘアセットをすることで気分が緩和されるなら、つけたほうがいいです。特に神経質になる必要はありません。ただし、シャンプーでしっかり落とすなどケアはしっかりお願いします」

宮本さん「僕も同意見です。薄毛の人ほどセットすべき。薄毛の人がセットしないと、本当にただの薄毛ですよ!」

質問3:帽子をかぶってハゲを隠したい。でも蒸れるのが心配……。

鎌田さん「きついサイズの帽子で頭をしめつけず、長時間蒸れた状態が続かなければ、着用しても問題ありません。ウールやシルクなど、素材にこだわると安心してかぶれるかもしれませんね」

宮本さん「帽子は、薄毛にとって最強の防具。雨風の影響も受けないし、温めることで血行も良くなります。ただ、一度かぶると脱げないので要注意。シチュエーションを選んでかぶってください!」

  ヘアデザインを変えれば、薄毛も見事にカバーできると身をもって実証する宮本さん。頭髪に少しでも不安を覚えたら、まずは彼や鎌田さんのようなプロに相談するのが、ストレス軽減、ひいては抜け毛ストップへの近道だ。次回は、薄毛の人に適したシャンプーのテクニックについてお届けするので期待してほしい。

【取材協力・監修】
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定休日:毎週火曜、第1・3水曜日
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平日  13:00〜22:00
土曜  11:00〜20:00
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