1. “稀代の歴史小説家”司馬遼太郎の6つのおすすめ作品:教科書では決して語られない歴史がそこにはある

“稀代の歴史小説家”司馬遼太郎の6つのおすすめ作品:教科書では決して語られない歴史がそこにはある

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 歴史小説の代表的な作家と聞いて誰を思い浮かべるだろうか。多くの人が「司馬遼太郎」の名前を思い浮かべたのではないだろうか。司馬遼太郎は、産経新聞社記者として在職中に直木賞を受賞。それまでどこか閉鎖的だった日本の歴史小説の新たなページを開いた。

 今回は、日本の歴史小説のパイオニアである司馬遼太郎が残した数々の作品の中から、特におすすめしたい歴史小説を何作か紹介していく。

司馬遼太郎 おすすめの歴史小説#1:『竜馬がゆく』

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 最初におすすめした司馬遼太郎の作品は、司馬遼太郎の代名詞ともいえる『竜馬がゆく』。

 全5巻からなる壮大な歴史小説であり、現在多くの人が抱いている「坂本竜馬」のイメージは、この作品が創ったと言われている。

 これまで何度も映像化されており、大河ドラマなどで目に触れたことがある人は多いかもしれない。

 ドラマ同様、小説でも坂本竜馬の生涯が壮大に描かれており、竜馬の魅力に引き込まれること間違いなしのおすすめ作品だ。

司馬遼太郎 おすすめの歴史小説#2:『梟の城』

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 司馬遼太郎を語るうえで外すことのできない、司馬遼太郎が注目されるきっかけとなったおすすめ作品が『梟の城』。

 冒頭でも述べたように、司馬遼太郎は産経新聞社在職中に直木賞を受賞して注目を浴びるようになった。そして、この『梟の城』こそが、直木賞受賞作品なのである。

 その内容は、すでに引退した伝説の忍者が豊臣秀吉暗殺のために忍者家業に復帰し、暗殺を目指していく、という何とも男心をくすぐる内容となっている。

 男なら誰しも、一度は忍者にあこがれたことがあると思うが、そんな気持ちを思い出させてくれるおすすめの作品だ。

司馬遼太郎 おすすめの歴史小説#3:『燃えよ剣』

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 次のおすすめ作品は、司馬遼太郎が新選組・副長「土方歳三」の生涯を描いた『燃えよ剣』。

 任務中の殉職よりも粛清された隊員のほうが多いと言われる新選組で、鬼の副長と恐れられた土方歳三だが、彼は何を思い、なぜ厳しい規律を定めたのか。

 新選組・局長「近藤勇」との出会いから、五稜郭での壮絶な最期まで、司馬遼太郎にしか描けない繊細な描写で表現した、おすすめの作品だ。

司馬遼太郎 おすすめの歴史小説#4:『国盗り物語』

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 次は、戦国武将「斎藤道三」と「織田信長」にクローズアップした『国盗り物語」を司馬遼太郎のおすすめ作品として紹介したい。

 僧侶から油売りを経て、美濃の国を手に入れるまでに至り、美濃の蝮と恐れられた斎藤道山と、自らを第六天魔王と名乗り、天下統一を目指した織田信長の生涯をそれぞれ「斎藤道三編」「織田信長編」と描いている。

 司馬遼太郎独自の感性で描かれる、登場人物達の癖のある設定は一読の価値あり。クライマックスの「本能寺の変」は特におすすめしておきたい。

司馬遼太郎 おすすめの歴史小説#5:『坂の上の雲』

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 次の司馬遼太郎のおすすめ作品は、明治初期の日本の姿を描いた『坂の上の雲』。

 この作品のタイトルは、封建の世から目覚めたばかりの日本が、登って行けばやがては手が届くと思っていた、近代国家や列強というものを「坂の上の雲」にたとえた、どこか切ない意味が込められている。

 司馬遼太郎が常々問うていた、日本特有の精神と文化が19世紀末の西洋文化に対しどのような反応を示したか、を正面から問うたおすすめ作品である。

司馬遼太郎 おすすめの歴史小説#6:『義経』

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 次の司馬遼太郎のおすすめ作品である『義経』は、2005年に「滝沢秀明」主演で放送された大河ドラマの原作小説である。

 日本史上における悲劇の英雄として描かれることの多い「源義経」の生涯を描いたおすすめ作品。

 天武の才で名を挙げていく義経と、それを疎ましく思う兄「頼朝」を中心に物語は進行し、ラストのシーンでは、司馬遼太郎自身が“悪とはなにか”を考えさせる目的で表現した名シーンが存在する。

 実際に読み、あなたも一度考えてみてほしい。


 稀代の歴史小説家・司馬遼太郎が残したおすすめの作品たちを紹介してきたが、気になる作品はあっただろうか。戦国・幕末・明治など、司馬遼太郎が描く世界観は時代によって全く異なり、作品ごと、時代ごとにおすすめのポイントは異なる。

 しかし、どの時代を描いていようが、司馬遼太郎の魅力は全く変わらず、読み手をその時代にタイムスリップしたかのような感覚に陥らせる。あなたも是非一度、司馬遼太郎のおすすめ作品を読んで、遠い日の時代に思いを馳せてみてはいかがだろうか。

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