1. 生地メーカー界の四天王。ビエラの生地ブランドを知れば、スーツの良し悪しも分かるようになる。

生地メーカー界の四天王。ビエラの生地ブランドを知れば、スーツの良し悪しも分かるようになる。

出典:www.wsj.com

 スーツにとって生地というものは、料理の食材に同じ。スーツの良し悪しを知るには、まずは生地について知らなければならない。良いスーツを選べる大人になるには、スーツづくりの素材となる生地について知っておくべき。

 そして今回フォーカスしたいのは、スーツの本場・イタリアはビエラに本拠地を構える生地ブランド・四天王についてご紹介していこう。まずはこの4ブランドから知って、スーツ選びのデキるビジネスマンになろう。

生地の聖地「イタリア・ビエラ」って?


 スーツの本場・イタリア北西部に位置する地域で、名門生地ブランドがこぞって軒を連ねている都市を指している。“生地の聖地”と呼ばれており、イタリアの生地界を代表する一大生産地となっている。

 この地域が生地の聖地と呼ばれるのは、良質な生地づくりに必要不可欠な水源に恵まれているためである。そういった地域だからこそスーツの本場・イタリアの中でも最高峰の生地ブランドが林立している地域となっているのだろう。

ビエラのスーツ生地ブランド:四天王「フェルラ」

出典:www.tailormadelondon.com

 1857年創業の老舗生地ブランド「フェルラ(Ferla)」は、ウールやモヘアなどを複雑に混ぜ合わせた混紡生地が特徴的なブランド。当ブランドのつくりあげる混紡生地は、色彩・素材感が非常に表情豊か。

 各生地の良い点だけを見事に混ぜ合わせた当ブランドの生地は、その軽やかな着心地が世界中で高い評価を得ている。主にジャケットの生地として用いられるケースが多いが、最近ではスーツ生地としても強くプッシュされ始めている。

ビエラのスーツ生地ブランド:四天王「レダ」

出典:www.prestigethemanstore.com

 1865年に創業し、以来一貫して家族経営を続けている老舗ブランド「レダ(REDA)」は、すべての作業工程をニュージーランドにある自社で一貫生産している。さらにオートメーション化されたラインの導入・工場内での新素材の開発など、生地の革新性を見出すことに余念がない。

 当ブランドの生地は自社一貫生産のため、コスパも優れている。良い素材でできたスーツを、低価格で手に入れることができるのだ。

ビエラのスーツ生地ブランド:四天王「カルロ バルベラ」

出典:www.theembassyitalia.com

 1949年の創業と、生地ブランドとしての歴史は短いが、生地ブランドとしてイタリア屈指の評価を受けるのが「カルロ バルベラ(CARLO BARBERA)」というブランド。意図的に織機のペースを落としてゆっくりと織ることで、存在感のある上質なタッチを実現している。
 
 英国スーツ調の色柄をした生地が多く生産されており、クラシックかつエレガントな雰囲気を生地からも生み出しているのだ。

ビエラのスーツ生地ブランド:四天王「カノニコ」

出典:www.zerbino.info

 350年を超える歴史を持つイタリア最古の生地ブランド「カノニコ(CANONICO)」は、その長い歴史の中で培ってきた技術をもとに、世界中のサルトリアから支持を受ける生地を展開している。

 スーツ生地としても非常に名高く、最高峰生地ブランドでありながらそれを鼻にかけることなく、価格帯は他の高級ブランドに比べても低価格に抑えられている。これは自社一貫での生産がなせる技。


 イタリアはビエラに本拠地を構える4ブランド、もとい四天王についてご紹介したがいかがだっただろうか。スーツ選びの登竜門となる生地選びには、スーツ生地をつくるブランドに関する知識が欠かせない。これを機会に、ぜひ勉強してみて欲しい。

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