1. 「結果にコミットする」ライザップの真実。巷で話題のプライベートジム・ライザップは本物か否か。

「結果にコミットする」ライザップの真実。巷で話題のプライベートジム・ライザップは本物か否か。

出典:www.rizap.jp

 「結果にコミットする、ライザップ」というナレーションの入るCMが茶の間に流れ始めた2014年。そう、それが「ライザップ(RIZAP)」であり、昨今の巷を賑わせているトレーニングジムの正体だ。

 如何にも胡散臭いCMであるが、そんなライザップというトレーニングジムの実情は一体どのようなものなのか。本当に痩せるのか、否か。ここではそんなライザップの真実を解き明かしていこう。

「結果にコミットする」ライザップとは?


 そもそも、「結果にコミットする」とは一体どういったニュアンスで使われているのだろうか。全くもって理解に苦しむセリフだが、どうやら、ライザップが利用者のダイエット結果を約束するという意味合いらしい。

 開始から30日で内容に満足できなかった場合、全額返金保証をしてくれるという点も、このライザップというトレーニングジムに関して特筆すべきところだろう。しっかりと詳細を参照すれば、食事制限やトレーニングを怠らずに続けた場合といった条件もあるが、それにしても、ライザップは「結果」に対して相当な自信を持っているようだ。

 「99%の方が痩せている!」というセリフを声高々に詠っている公式HPからも、彼らの自信が確信的なものであることは間違いないだろう。では、果たして本当にライザップで人は痩せるのか。これから徹底的に検証していこう。

ライザップの結論:痩せることには痩せる

 いきなり結論を言ってしまえば、ライザップ経験者の大半はこう語る。「痩せることには痩せる」と。とにかく痩せたい!という方は、ライザップのようなトレーニングジムは最良の選択といえるかもしれない。

 しかし、多くの人がそれと同時に、得も言えぬモヤモヤ感を抱えるという。それを理解するには、まずこのトレーニングジム「ライザップ」の本質的な真実を知る必要がある。痩せたのに、モヤモヤするとは一体どういった意味なのだろうか?

ライザップの真実①:“2ヶ月”と“マンツーマン”

 そもそも、ライザップとは一体どのようなトレーニングジムなのだろうか。公式HPを見てみると、どうやら“2ヶ月”と“マンツーマン”がキーだという。

 CMにもあるが、モニターのライザップ体験者は全員が2ヶ月であの身体に見事なシェイプアップを遂げる。色黒でオイリーになるのも2ヶ月分の成果かは分からぬが、公式HPでもスタンダードコースとして2ヶ月が設定されている。

 ライザップでのトレーニングは、トレーナーとの個別プログラムが組まれている。完全個室での一対一のトレーニングは、「厳しい管理に基づいてプログラムを進行するため」なんだとか。

ライザップの真実②:最安でも37万円……?

 ライザップというジムに対して特筆すべき点として、その値段は欠かせないだろう。

 ライザップの「スタンダードコース」の値段は約30万円。そこに、入会金の5万円が上乗せされ、税込みで37万円。単純計算で、一回のトレーニング代金(50分間)は2万円超え。他のジムと比べてもその価格は圧倒的。

 価格の内訳は、トレーニング+カウンセリング+食事指導の代金となっているが、これだけの高額を要求してくるジムのことだ、何か最高のプログラムと結果を約束してくれるに決まってるだろう……。

ライザップの真実③:殺意さえ覚えるトレーニング

出典:crunchfitness.ie

 ライザップのトレーニングは1回50分間のマンツーマン形式。週2回コースの場合、下半身中心の日と、上半身中心の日が交互に繰り返される。このトレーニングが、トレーナーに殺意を覚えるほどキツいというのがもっぱらの噂だ。

 上半身は主にベルベンチプレス等を使ったトレーニング。下半身はスクワットを中心としたトレーニングで、そのキツさは毎回過酷なものになっていく。「慣れ」など、ライザップでは通用しない。限界の先まで、メニューを発展させて追い込んでいくのがライザップのやり方なのだ。

ライザップの真実④:厳しい食事制限

出典:www.66.hk

 ライザップの真実を語っていく上で、たった週二回のトレーニングで痩せられるなら万々歳だ、と高を括っているそこのあなた。本当に厳しいのはトレーニングよりむしろ、食事制限の方なのだ。ライザップ経験者の多くも、この食事制限が一番キツかったと答えている。

 2ヶ月に渡る食事制限。ゴハンやパスタなどの炭水化物はもちろん、甘味から酒類まで、その摂取が禁止される。飲み物も、水かお茶かコーヒー(無論、ブラック)と決められており、1日の食事内容は毎日トレーナーに報告しなきゃいけない仕組みにもなっている。

 そう、ライザップの結果は、殺意を覚えるほどの厳しいトレーニングと徹底した食事制限の2本柱で成り立っているのだ。

ライザップの真実⑤:アメニティはさながら高級ホテルのよう

出典:www.tripadvisor.jp

 しかし、これではライザップに対する皆様の評価は最悪になってしまったかもしれない。無論、ライザップには「痩せる!」という結果以外にも良いところはある。

 例えば、シャワールームのアメニティはさながら高級ホテルのよう。たしかに高い金額を払っているので、当然と言えば当然なんだが、厳しいトレーニング後に入るシャワールームが充実しているのはなんとも嬉しいではないか。

 これは何もシャワールームに限った話ではない。ライザップは高額を頂いている分、設備はどこのジムよりも素晴らしい。トレーニングルームもそうだが、ジム全体が非常に綺麗に整っているのも、ライザップの真実だと言えるだろう。

ライザップの真実⑥:トレーナーは選べる!

出典:rizap-gym.jp

 前述のように、ライザップはマンツーマンでの個別トレーニングが売りなわけだが、結果はトレーナー次第といっても過言ではないのもまた事実。初めのカウンセリングで「どんなトレーナーが良いか?」を聞かれるので、そこである程度は選り好みできる。

 しかし、それでも相性の悪いトレーナーに出会ってしまった場合は、トレーナーのチェンジも可能。最近は事業拡大のため、素人っぽいトレーナーも増えている。それが嫌なら、初めから「ベテランのトレーナーが良いです」と言うのが正解なんだとか。

ライザップの真実⑦:一ヶ月目までが山場。その後は……。

 恐怖心を煽るようなトレーニングや食事制限だが、「一ヶ月目までが山場」という声も多く挙がっている。ライザップの良いところは、後半になればなるほど、ライザップというライフスタイルが自分の日常に溶け込んでくるという点に集約されるのだろう。「まぁ、いいか」と、諦めにも似た感情が湧き上がってくるわけだ。

 それに一ヶ月も経てば、トレーナーとの間にも、友情に似た「何か」が芽生えてくるという。自分独りでは難しい筋トレ。人生の何よりも、「三日坊主」という言葉を実感するのが筋トレという習慣ではないだろうか。

 そんな筋トレ・身体作りを2ヶ月という長い(短いとも言えるが)スパン、一緒に寄り添ってくれるのがライザップというトレーニングジムなのだ。

貴方の意思を、最も懸命にサポートしてくれるのがライザップ

 ライザップというジムに関しての調査は以上だが、たしかに「痩せることは痩せる」という“結果”は素晴らしい。だが、やはり最大のネックは、2ヶ月で37万円という金額であろう。

 確かに、ライザップが身体作りに対しての「最善策」とは言えない。しかし、結果を約束(コミット)してくれるジムであることは間違いないだろう。

 己の強い意志なくして、ダイエットや筋トレはできない。それはライザップに入ったとて同じこと。ライザップが勝手に筋肉をつけたり、肉を削ぎ落としてくれるわけではない。そんな貴方の意思を、最も懸命にサポートしてくれるのがライザップなのだ。

 最近、お腹周りがポッコリしてきた貴方。ビジネスマンとしても男としても、それでは魅力的とは言えない。ライザップは結果を約束してくれる。それとも、自分の堅い意志だけでお腹周りをシェイプアップするか。自分の胸に問うてみてはいかがだろうか。


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