1. 『TED 驚異のプレゼン 人を惹きつけ、心を動かす9つの法則』に学ぶ人を惹きつけるプレゼンの法則

『TED 驚異のプレゼン 人を惹きつけ、心を動かす9つの法則』に学ぶ人を惹きつけるプレゼンの法則

by pmo
 ビジネスでは必須スキルの1つであるプレゼンテーション能力。ただ企画書を読み上げたり、スライドの内容をそのまま伝えるだけでは、聴衆の心を動かすことはできません。相手を感動させるプレゼンには、法則があるのです!それを伝授してくれるのは、世界最高峰のプレゼン集団であるTED。彼らのプレゼンテクニックを紹介した『TED 驚異のプレゼン 人を惹きつけ、心を動かす9つの法則』という本が、プレゼンの極意を教えてくれます。
 
 この本で最も強く主張されているのは、「ストーリーテリングが人を説得する究極の武器である」ということ。感情に訴える「本物のストーリー」を語る個人やブランドは、ライバルとは比較にならないほど顧客と深い絆を結ぶのです。「個人的な話を持ち出すのは気が引ける…」とためらいがちな人もいるでしょう。しかしビジネスパーソンもプレゼンでは、ストーリーを持ちだすことに躊躇する必要はありません。

 TEDスピーカーの多くが、プレゼンにストーリーを取り入れることを実践しています。その内容は様々ですが、主な1つがテーマと直接かかわりのある個人的なストーリー。プレゼンする際はあなたを見る聴衆の目が変わるようなストーリーを語りましょう!これを伝えることで、聴衆との壁を取り払うことができます。多くのビジネスパーソンが語る個人的なストーリーは、とても感動的なものなのです。

 そして他のプレゼンと圧倒的な差をつけるためには、驚きの瞬間を演出することが必要となります。2009年2月のTEDでのビル・ゲイツのプレゼンテーションは、聴衆に驚きと感動を与えました。彼は世界の貧困や乳幼児の死亡の問題に聴衆を巻き込むため、何とプレゼンテーション会場に蚊を放つ、というデモを行い、次のように話しました。

「ご存じのとおり、マラリアは蚊が媒介します。みなさんにも体験していただこうと思って、今日は何匹か連れてきました。ちょっとばかり自由にしてやりましょう。貧しい人しかこんな体験ができないというのも、おかしな話ですから」

出典:カーマイン・ガロ(2014)『TED 驚異のプレゼン 人を惹きつけ、心を動かす9つの法則』
 こうした驚きの瞬間を体験すると人は感情的になります。感情が高ぶると、スピーカーのメッセージが記憶に残り、行動の変化を促しやすくなるのです。それは、感情体験が引き起こす神経伝達物質のドーパミンの分泌によるもの。「これは忘れない!」と書いたポストイットを脳内に貼りつけるようなインパクトのある演出が、相手の心を動かすのです。

 この本ではTEDが実際に行っている講演をもとに、プレゼンの質を上げるノウハウを学ぶことができます。プレゼンをしても聴衆が興味を持ってくれない、上手く伝えることができないなど、悩みを抱える方は多いでしょう。最高峰のプレゼン集団、TEDからその技術を参考にしてみてはいかがでしょうか?

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