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仕事に慣れてきて「マンネリ」を感じた状態から抜け出す3つの方法\

Shingo Hirono

2018/09/04(最終更新日:2018/09/04)


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仕事に慣れてきて「マンネリ」を感じた状態から抜け出す3つの方法 1番目の画像
by steveconnors21

 新しい仕事を始めたときは誰でも、とにかくその仕事を覚えることに一生懸命になります。仕事を覚えられるとしばらくは軌道に乗って、スムーズに毎日を送ることができるでしょう。しかしそれがある程度長く続き、すっかり仕事に慣れきってしまうと、今度は「マンネリ」を感じてしまうのが人の常でしょう。

 そのマンネリを苦痛と感じた場合、どうすればそこから抜け出すことができるのか。ここでは「マンネリ」に対する考え方と、慣れから来るマンネリの脱却法を紹介します。

「マンネリは悪いことではない」と認識する

 仕事に慣れてマンネリを感じるということは、けっして悪いことではありません。まずそれをしっかり自覚すべきでしょう。仕事がいつまで経っても覚えられない、覚えられても、毎日それを無事にこなすのが精一杯という人は、マンネリを感じたくても感じられないのです。それを感じているということは、自分が今の仕事をかんたんにこなすことができるだけのスキルを身につけた証拠。社会人にとって、これは大きな財産です。

 その財産があれば、さらなるスキルアップ、キャリアアップができると考えましょう。マンネリを前向きに考える。これが、そこから脱却するために必要な思考法です。

キャリアの目標設定し、必要な資格などを考える

 自分は将来、どういうキャリアを目指したいのか、はっきりした目標設定をしてみましょう。それは今の会社の中で求められるものなのか、それとも、いずれタイミングを見て他の会社へ転職しなければ得られないものなのかを、考えてみるのです。もし、今の会社で実現できる目標なら、「異動」ということがありますので、上司にそれをアピールすると良いでしょう。

 次に、その目標に到達するためにはどんな資格が有効なのか、どんなスキルを磨けばいいのかを考えてみましょう。考えるだけでなく、実行に移すことができればより有効です。今の仕事には慣れているのですから、それをこなしながら将来のための準備を進めることは十分可能なはずです。

 なお、目標設定はあまり遠い将来ではなく、たとえば5年後、あるいは10年後ぐらいまでの枠で考えるとリアリティがあり、想定しやすいと思います。

マンネリと感じる仕事のやり方の工夫を考える

 目標設定と、それを実現するための努力とは別に、もっと簡単にマンネリから脱却できる方法もあります。それは今担当している仕事について、これまでとは違うやり方の工夫を考えることです。前任者や先輩、上司から教えられ、これまでずっとその通りにしてきた仕事のやり方に、自分なりの独自の工夫を加えるのです。

 「工夫の余地はない」と感じる仕事でも、どこかに必ず「余地」はあるはず。もし、それを見つけることができれば、これは大きな経験になります。将来のキャリアアップのためにも役に立つ、仕事への取り組み方といえるでしょう。

 マンネリから上手に脱却することができれば、その経験は必ず将来に活かせます。仕事に慣れてマンネリと感じるからこそ得られる経験、ぜひ前向きに捉え、実践してみてください。


仕事に気持ちが入らないなら「転職」を考えてみる

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 「色々な対処法をやってみたけど、なかなか仕事に気持ちが入らない……」という人も読者の中にはいるかもしれない。

 仕事に気持ちが入らない理由として、会社への不満が挙げられるようであれば“転職”することを考えてみてほしい。

・なぜ仕事に気持ちが入らないのか?

・何か仕事に対して不満はあるのか?

・抱えている不満や悩みは異動、転職で解決するものなのか?

 以上の3つを考えてみよう。もしも、キャリアについての不安や転職で解決する悩みを抱いているようなら、転職エージェントに相談するのも解決策の一つだ。


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