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面接の前日に履歴書を書くときに気をつけておきたい日付のマナー

Kazuhiko Tanabe

2014/02/24(最終更新日:2014/02/24)


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 就職、転職時の重要な書類と言えば「履歴書」です。字を丁寧に書くのはもちろんですが、そもそも正しい書き方をしているかどうかを今一度チェックしたときに「日付」欄をよく確認してみましょう。この「日付」欄ですが、何も考えずに書いてないでしょうか。前日に履歴書作成をしてその日の日付をそのまま記載していないでしょうか。考え方はいくつかありますが、基本的に正しくは“提出する日付”と考えておいてください。例えば人事担当者と面接日を決めたのが、5月15日なら5月15日と(年号も忘れずに)記載します。“履歴書を記載した日“ではないので、くれぐれも注意しましょう。以下でこの根拠を説明していきます。

【1】企業と私(応募者)が出会うのは「いつ?」

 企業と私が初めて出会うのは、もちろん面接日です。面接日の時点で、「私は○○のキャリアを持っていて、現在は△△をしています。」ということを表しています。企業側の採用担当者が知りたいことは、過去ももちろん大事ですが、「今時点でのあなたの状態です」です。転職活動における履歴書では「離職中なのか、在職中なのか」は大きな違いです。タイミングが重要である人事採用においては、極端な話、ひと月の違いも重要であり気になる点ですので、「日付部分」と紐づけて「現在何をしている人なのか」と判断していきます。履歴書に限らないことですが、履歴書が存在する意味を考えましょう。個人データとして入社日が大事なことは言うまでもありませんが、企業によっては面接日ごとに応募者のデータを保管する企業もあります。また、遠方からの交通費精算が必要な際は経理窓口との経費届時の書類の根拠とすることもあるのです。このように相手の対場や状況を想像することも心掛けると良いでしょう。

【2】面接日が変更してしまったら

 結論から言うと、変更後の日付に修正するのが望ましいです。しかしながら、これはケースバイケースでもあります。例えば、企業側から予定日の前日になって突如「明日に変更してほしい」といった要望があったとします。在職中で時間的な制約から、修正する時間が捻出できないといったこともあるでしょう。その際は、面接時等で「申し訳ないのですが…」と一言冒頭に付け加えた上でその旨を説明しましょう。

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