社会人として働いているなかで、時には精神が疲れ切ってしまうこともあるでしょう。悪意を持った言葉に傷ついたことはありませんか?自分の精神や心を守るためには、心の調子を整える方法を知らなくてはいけないといいます。
株式会社大和書房は9月18日(土)、書籍『百年メンタル 心の調子をキープする言葉の取扱説明書』を発売しました。
プロスポーツ選手のメンタル・コーチを務めた飯山 晄朗さんによる、心の調子を整えるための一冊です。
一生ものの浮き沈みのない「百年メンタル」を手に入れるには
同書では、メンタルトレーニングにおいて最も重要なこととして「感情をコントロールすること」「心の安定」を目指すことを挙げています。
自分の感情をコントロールするための原則は、7つあります。
- 脳は思考よりも言葉を信じる
- 脳は最後を記憶する
- ワクワクすることしか続かない
- イメージを現実として受け止める
- 最悪を想定しておくと崩れにくい
- 喜ぶ人が見えるとやる気になる
- 感謝のエネルギーは計り知れない
この7つの原則を踏まえ、「言葉遣い」の改善をすることで、メンタルを好転させていくといいます。
「すみません」より「ありがとう」を選ぶ
たとえば仕事でミスをしてしまい、先輩にフォローしてもらった時。謝罪の言葉ももちろん大切ですが、「(自分の行いが至らず)すみません」と伝えるよりも「(あなたのおかげです)ありがとう」と伝えたほうが、先輩は喜ぶかもしれません。
「ありがとう」という言葉を選び、口にして耳からさらに自分の脳に伝わることで、原則1の「脳は思考よりも言葉を信じる」、原則2の「脳は最後を記憶する」を実行できるのだそう。「ありがとう」と伝えたことで相手が笑顔になってくれたら、原則6の「喜ぶ人が見えるとやる気になる」も達成できるというわけですね。
「自分の行動をネガティブにとらえず、ただ相手の行動に感謝する」それだけでメンタルトレーニングになるといいます。
改めて生活習慣を変えるのは難しいかもしれませんが、言葉遣いなら少し気を付けることで変えられるでしょう。少しずつ自分のメンタルを強くしていくために、前向きになれる言葉を選んで使ってみてはいかがでしょうか。
詳しくは、プレスリリースでご確認ください。
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