さらなるスキルアップやキャリアアップを目指して、転職を考えている人もいるでしょう。いざ転職活動を開始するとして、今の仕事を続けながら動き始めますか?それとも現職を辞めてから腰を据えて転職活動にのぞむでしょうか?
実際の転職希望者がどうしているのか気になるというあなたへ、そんな疑問に答えてくれる調査結果が公開されています。
株式会社ビズヒッツは、ビジネス上の問題解決を考えるメディア「Biz Hits」にて、転職経験のある男女500人に「転職活動」についてアンケート調査を実施し、3月16日(火)に結果を発表しました。
「働きながらの転職活動がおすすめ」が74%と圧倒的
「転職したい!」と思っても、実際に現職を辞めてから転職活動をするとなると、経済的に不安が残ります。
一方、働きながらの転職活動は、思うように動けないのも現実です。「働きながらと辞めてから、どっちの転職活動がいいの?」と悩んでしまいますね。
実際に転職活動を経験した人たちをみてみると、転職活動は「働きながらした」と「辞めてからした」が半々という結果に。
更に、経験上働きながら転職活動した方がいいと思うか、辞めてから転職した方がいいと思うか尋ねたところ、「働きながら転職活動した方がいい」という人が74.2%にのぼりました。
理由は「金銭面の安心感がある」が1位で、やはり仕事を辞めてしまうと、収入が大幅に減ってしまうなど、不安が大きいようです。
収入がなくなると経済的な不安に加え、「精神的にも余裕がなくなり、冷静な判断ができなる」といった声もあったといいます。「金銭面の安心感がある」という理由で、働きながらの転職活動をすすめる声が圧倒的のようです。
経済的な余裕があるなら「辞めてから転職活動した方が集中できていい」が本音
一方「辞めてから転職活動した方がいい」と答えた人にも理由を尋ねると、「転職活動に十分な時間を割ける」がトップに。働きながらとなると、情報収集やスキルアップにあまり時間がとれないうえ、何より面接の日程調整が大変になるそうです。
腰を据えて転職活動したいのであれば、やはり退職してからの方が時間に余裕ができるのは想像がつきますね。
ちなみに「働きながら転職」「辞めてから転職」のどちらも経験した人からは、「辞めてからの方が時間があるのでやりたかったことと向き合えて、次の転職の行く先もしっかりしたものになる」との声が寄せられています。
「採用されたらすぐに働ける」「職場を離れてスッキリできる」といった理由も続き、「経済的な余裕があるのなら、辞めてから転職活動した方が集中できていい」というのが本音で、実際にそう考えている人も多かったといいます。
【調査概要】
調査対象:転職経験のある男女
調査日:2021年2月1日(月)~2月2日(火)
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:500人(女性328人/男性172人)
そのほか、転職活動の方法など詳細についてはプレスリリースで確認ができます。仕事を続けながらの転職、辞めてからの転職それぞれにメリットもデメリットもあります。自身の転職活動のヒントにしてみてはいかがでしょうか。
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