新型コロナウイルスの影響でこれまでの常識が覆り、世界は日々変化している。このような世の中と向き合い、チャンスをつかむにはどうすればいいのか…そのヒントが詰まった書籍が発売となる。
株式会社かんき出版は、ピョートル・フェリクス・グジバチ氏の著書「パラダイムシフト 新しい世界をつくる本質的な問いを議論しよう」を、12月2日(水)より全国の書店およびオンライン書店などで発売する。
パンデミックによる表面的な変化ではなく本質的な意味を知る
著者ピョートル・フェリクス・グジバチ氏は、ベストセラー「ニューエリート」の著者。
同書では、未来創造企業プロノイア・グループを率いる同氏がこれからの世の中について歴史、経済、産業など、幅広い視点から考察。日々目まぐるしく動く世界とどう向き合い、チャンスをつかんでいけばよいのかを語っている。
2020年、新型コロナウイルスの世界的な流行によって生じた想定外の現実に直面し「これはパラダイムシフトだ」という人がいるそうだが、パラダイムシフトとは、当たり前のことと考えられていた認識や思想、社会的価値観が劇的に変化することだという。
同書では、表面的な変化をみるのではなく、なぜこのような変化が起こっているのか、その本質をみるべきだと指摘。環境問題やグローバル経済のあり方をはじめ、働き方など、さまざまな当たり前が問い直されているとしている。
各分野のトップランナー21人にインタビュー
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ代表取締役社長 稲川尚之氏、あすかホールディングス株式会社取締役会長 谷家衛氏、元エトニア大統領学術顧問・投資家・スカイプ共同創業者であるヤン・タリン氏など、各分野のトップランナー21人へのインタビューを中心に構成。
それぞれがコロナ前後の状況をどのようにとらえ、意思決定し、行動してきたか、この危機を今後どのようにチャンスに活かすかなど、これからの世界について聞き、まとめたという。
異なる価値観、信念を持つ人々の話を聞き、パラダイムの多様性を広い角度から捉えたいというのが同書の狙いであり、一見すると相反するパラダイムが建設的に接点を持つことで、豊かな世界をつくるという同じ未来に向かっていることを伝えたいそうだ。
【同書目次】
序章 行き詰まった資本主義社会
第1章 なぜパラダイムシフトが不可避なのか
第2章 バイアスはパラダイムをつくり、パラダイムはバイアスをつくる
第3章 「働く」の意味を問い直す
第4章 人生は「学び」の連続
第5章 「暮らし方」「つながり方」が変わる
第6章 自己実現を妨げる本当の原因
著者はプロノイア・グループ株式会社代表取締役、株式会社TimeLeap取締役。連続起業家、投資家、経営コンサルタント、執筆者でポーランド出身。
モルガン・スタンレーを経て、グーグルでアジアパシフィックにおける人材育成と組織改革、リーダーシップ開発などの分野で活躍した後、2015年に独立した。
同書の詳細については同社プレスリリースで確認できる。
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