就職や転勤など、新年度に向けて物件探しをする人が増え始めるこの時期。東京で一人暮らしを始めたいと考えているが、立地の利便性と家賃の兼ね合いなどに頭を悩ませ、住む場所を決められないでいる人もいるのではないだろうか。
株式会社リクルート住まいカンパニーのニュースサイト「SUUMOジャーナル」は1月19日(火)、「東京23区、家賃相場が安い駅ランキング 2021年版」を公開した。
東京23区内の家賃相場が安い駅を、ワンルーム・1K・1DKの物件を対象にランキング化して紹介している。
1位は葛西臨海公園
SUUMOに掲載されている東京23区内の、掲載物件が11件以上ある駅を対象に、駅から徒歩15分以内・10平米以上~40平米未満・ワンルーム・1K・1DKの物件を調査した。
1位は、JR京葉線の「葛西臨海公園駅」(江戸川区)。同駅は2019年版でも1位、2018年版でも2位と、上位をキープしている。
2位には、駅間距離が約150メートルの京成金町線「京成金町駅」(葛飾区)とJR常磐線「金町駅」(葛飾区)がランクイン。JR常磐線が東京メトロ千代田線と直通運転している交通の利便性の高さに加え、付近には味わいある商店街や便利な大型スーパーなどが充実しているという。
葛飾区・江戸川区が多数ランクイン
今回の調査では、ベスト10の大半を葛飾区と江戸川区が占める結果となった。
葛飾区は、23区内でありながら野菜の生産も盛ん。また、地元住民が自然や学術に親しめる施設があるなど、都心への近さとのどかさを兼ね備えている。
江戸川区は、半世紀以上にわたって全区的な緑化活動に注力しており、区内の公園面積と街路樹本数が23区随一となっている。
世田谷の「喜多見駅」が急浮上
葛飾区・江戸川区以外では、世田谷区の小田急線「喜多見駅」(5位)や杉並区の西武新宿線「上井草駅」(10位)などがランクインしている。
「喜多見駅」は、2019年版はランク外だったが急上昇。東京メトロ千代田線の直通列車が利用可能。また、周辺は閑静な住宅街だが、駅近くに商店街があり、隣駅の高架下にはファストフード店などが入る複合施設、近くには深夜まで営業しているスーパー等があるという。
「上井草駅」は、付近に24時間営業のスーパーやイベントも数多く開かれている商店街があるそうだ。
詳細は同社プレスリリースを参照。引越し先を探す際の参考にしてはいかがだろうか。
出典元:SUUMOジャーナル/東京23区の家賃相場が安い駅ランキング 2021年版
【関連記事】
若者が住みやすい移住先はどこ?「住みたい田舎ランキング 2021年版」が発表|田舎暮らしの本調べ
新型コロナウイルスや働き方改革により、テレワークをはじめとする場所に縛られない働き方に注目が集まっている。「いつかは移住したい」と考えて、移住先を探している人も少なくないのではないだろうか? ...
ワンルーム一人暮らしの若手ビジネスパーソンへ、仕事の効率UPが期待できそうな新作デスクが発売中
テレワークの普及により家で仕事をする機会が増えたが、集中して仕事できる環境づくりに悩んでいる人も多いのではないだろうか。特にワンルーム一人暮らしの若手ビジネスパーソンは、オンオフの切り替えが難し...
コロナ禍の住まい探しに!不動産のプロが選ぶ「物件画像で見るべきポイント」ランキング発表~1人暮らし編~
1人暮らしをしたいと考えていたり、就職や仕事の関係で1人暮らしを始める必要に迫られているが、コロナ禍により気軽に物件の内見に行けず困っているという人もいるのではないだろうか。 不動産情報サ...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう