副業支援や人材マッチングプラットフォームを運営する株式会社ドゥーファは、“副業入社”を選考フローに取り入れることで入社後のミスマッチリスクを無くす新しい転職サービス「副業転職」のβ版を、5月26日(火)に公開した。
最大3カ月の“副業入社”
「副業転職」とは、正式スタッフとして就労する前に、まずは副業として入社をし、実際に働く仲間と仕事をしてみた後に正式採用となる新しい転職の方式。採用する側の企業と、採用される側の個人の入社後のミスマッチを減らすことが目的だ。
そのため「副業転職」では、正式入社前に最大3カ月の“副業入社”を実施する。
“副業入社”では、顔合わせ面談の合格後、稼働日を設定。最大3カ月の入社期間を設け、副業転職希望者は実際に働き始めた時に繋がる業務で働く。もちろん副業期間中も報酬は支払われる。
副業期間を通じて、スキルや社内カルチャーとの相性などをお互いに見極め、正式採用の運びとなるという。
入社後のギャップを減らす仕組みとして考案
同社によれば、優秀な人材の確保が難しい中、膨大な採用費用と時間をかけて採用をしても、中小企業の中途入社3年以内の離職率は30%にものぼるといわれているそう。
入社後のギャップを減らす仕組みとして考案されたのが、事前に“副業入社”できる同サービスだ。ターゲット職種は、エンジニア・デザイナーを中心に、幅広い職種に対応する見込みだという。
膨大な時間とコストがかかる採用活動にもかかわらず、早期の離職という結果になってしまっては、採用側・雇用者側のどちらにも大きな負担となる。「副業転職」の今後の拡大に期待したい。
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