独立系ベンチャーキャピタルとして、スタートアップへの投資や育成事業を行うインキュベイトファンド株式会社は、起業家と投資家の合同経営合宿「Incubate Camp 13th」を2020年10月2日(金)、3日(土)に開催する。
シード、アーリーステージの資金調達を希望するスタートアップを対象とした合宿で、開催に向け、4月1日よりエントリーの受付を開始している。
これまで12回にわたり行われた合宿では、約220名の起業家が参加し、参加企業の20社がEXITを実現し、累計調達金額は約270億円を突破している。
4月よりエントリー開始
13回目となる今秋の合宿は、昨今の新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛を受け、選考プロセスをオンラインで実施する。
オンライン選考だがエントリー後、希望者に対しては全員と面談し、資金調達や事業計画、ピッチの相談にのり、早期の資金調達の機会を提供することで、シード、アーリー期の起業家にとって最大のオンライン相談窓口となることを目指すという。
メンタリングと早期のシードファイナンス
今年の「Incubate Camp」では、全ての起業家、スタートアップの資金調達を支援するインフラとなるプログラムを目指すべく、まず、希望者の全員にメンタリングを行う。
エントリーした起業家、スタートアップのうち、希望者とIncubate Fundのメンバーが面談を実施し、事業の成長に資する支援を行っていく。
同合宿はシード、プレシリーズA段階の起業家に対し、大型の資金調達機会を提供することを目的としている。
エントリーした起業家の中で、同合宿の前に早期のシードファイナンス検討を希望する場合は、同社がパートナーファンドGPと共に開催しているピッチイベント「Circuit Meeting」への参加を推薦したり、連携VC、アクセラレータに紹介したりする。
ベンチャーキャピタリスト(VC)とのディスカッション
同合宿へのエントリー者の中から選考を通過した16名の経営者を、1泊2日の合宿プログラムの参加者として招待。
ゲストとして参加するVC16名とディスカッションをし、事業プランをブラッシュアップする。
また、エントリー後やプログラム参加後の資金調達機会に加えて、事業の支援を継続的に行っていくという。
過去の参加ゲストのVCはアーキタイプ・中嶋淳氏、iSGSインベストメントワークス・五嶋一人氏、ANRI・佐俣アンリ氏、East Ventures・松山太河氏、インスプラウト・三根一仁氏など。
応募資格とスケジュール
応募資格は、資金調達を希望するシード、アーリーステージのスタートアップの代表権を持つ経営者で、書類選考に通るまで複数回のエントリーが可能である。
他のVC等から資金調達を受けている場合でも参加が可能で、サービスリリース前や登記前のスタートアップの参加も可能だ。
エントリーは4月1日より既に開始している。4月21日(火)には説明会を開催予定。
エントリーの締め切りは8月31日(月)、8月3日(月)~9月4日(金)に面接を行い、審査を通過した企業は10月2日(金)と3日(土)に行われる合宿「Incubate Camp 13th」に参加できる。
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