総合人材サービスを提供するパーソルホールディングス株式市場は3月31日、令和の時代にふさわしい新しいはたらき方のロールモデルを表彰する「PERSOL Work-Style AWARD 2020~はたらいて、笑おう。~」の受賞者を発表した。
「アクティブシニア部門」「ふるさと貢献部門」「パラレルキャリア部門」「ダイバーシティ部門」「グローバルチャレンジ部門」「ネクストキャリア部門」「キャラクター部門」の7部門、計7人の受賞者を紹介している。
「はたらいて、笑おう」を体現する7人
さまざまな観点から「自分自身が『はたらいて、笑おう。』を体現し、かつ周囲や社会に対してどのような影響をあたえているか」を検討し、合議によって受賞者を決定した。
アクティブシニア部門
写真家の西本喜美子さん。
72歳で写真を習い始め、ユニークな自撮りで一躍「自撮りおばあちゃん」として有名に。90歳を超えても年齢にとらわれず、「おもしろそう」と新しいことに挑戦し続ける、「人生100年時代」を体現するアクティブシニアだ。
ふるさと貢献部門
一般社団法人 三陸駒舎理事の黍原(きびはら)豊さん。
東日本大震災の後、心のケアが必要な子どもの成長を促すホースセラピー事業を立ち上げた。地域の魅力や価値に目を向け、ふるさとの活性化に貢献している。
パラレルキャリア部門
脳外科医兼ファッションデザイナーのDrまあやさん。
脳外科医として10年のキャリアを積んだのち、ファッションデザインの勉強をしにロンドンへ留学。帰国後に、医師としての仕事の傍ら、ファッションデザイナーとして活動を開始。2019年10月にはカナダでファッションショーを開催した。
“肩書は複数あっていい”をパワフルに体現。形にとらわれず、さまざまなはたらき方を全力で実践している。
ダイバーシティ部門
義足の女優・ダンサーの森田かずよさん。
先天性の障害を持ち、義足の女優・ダンサーとして活躍。⽇本国内のステージだけでなく、韓国、シンガポールなど海外のフェスティバルも含め、数多くの公演に出演している。
障害の有無にとらわれず、やりたいことができる方法を探し挑戦。自分にしかできない表現を追求し続けている。
グローバルチャレンジ部門
NPO法人e-Education代表の三輪開人さん。
「最高の教育を世界の果てまで」をミッションに、途上国で教育支援を実施。あらゆる若者が可能性に挑戦できる世界を目指している。
映像授業を通じて、バングラデシュで貧しい農村から難関大学受験合格者を生み出すなど、自国の枠を越え、世界で挑戦し活躍している。
ネクストキャリア部門
鉄装飾家artist・鍛治師の岡本祐季さん。
カフェで出会った鉄製シャンデリアに一目惚れし、作者の鍛冶職人に弟子入りを志願。安定した会社員の道を捨て、まったくの未経験で厳しい職人の道に飛び込んだ。
10年間の修行の後に独立。現在、インテリアから大型オブジェまでさまざまな作品を手がけ、国内外で活動。2019年には広島国際映画祭のトロフィー制作も手掛けた。
キャラクター部門
仮面ライダーゼロワンの飛電或人さん。
AI搭載人型ロボットに育てられ、お笑い芸人からAIテクノロジー企業の2代目社長、さらには仮面ライダーゼロワンに転身。
「多くの人を笑顔にしたい」を軸にはたらき方の多様性を実現し、インパクトや感動を与えている。
Ⓒ 2019 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映はたらく人々の飛躍のきっかけに
同社の水田正道代表取締役社長CEOはプレスリリースで、「全員が画一的な価値観ではなく、それぞれの『はたらいて、笑おう。』を実践している」とコメント。
そんな信念に溢れる姿を通じて、1人でも多くのはたらく人々へ、飛躍のきっかけを届けることができればと考えているそうだ。
同社特設サイトにて、受賞者へのインタビューを公開している。
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