HOMEキャリア開発リリース【職場の居心地WEB調査】「サステナビリティ活動に積極的ではない」会社で働いている人は、エンゲージメントが81ポイントも低い

【職場の居心地WEB調査】「サステナビリティ活動に積極的ではない」会社で働いている人は、エンゲージメントが81ポイントも低い

2024/09/03


このエントリーをはてなブックマークに追加

「自分の勤める会社はサステナビリティ活動に積極的」と感じている人ほど「この会社を友人・知人に勧めたいと思う」と回答。

プラス株式会社ファニチャーカンパニー(東京都渋谷区)は、『職場の居心地WEB調査』と題し、デスクワークが中心の日本全国のハイブリッドワーカー500名を対象に、『企業のサステナビリティ活動』についてのWEB調査を実施いたしました。その調査結果を発表いたします。




「これってうちの会社だけ?」「他社は何か工夫してる?」
他社の状況を知れば、自社の改善ポイントが見えてくる。
『職場の居心地WEB調査』では、職場の居心地に関連する身近なテーマでウェブ調査を行い、
その結果をレポートしていきます。



今回のテーマは……
【企業の”サステナ”活動、従業員の反応は?】






皆さんが勤める会社では、サステナビリティへの取り組みは行われていますか?
企業としてサステナビリティに取り組むことが当たり前とされる昨今。自分が勤める会社がサステナビリティ活動に積極的であることは、働く人の気持ちにどのような影響を与えるのでしょうか。
今回の調査では、会社員500名を対象に、「自分が働く企業のサステナビリティ活動」と、それに対する印象を尋ねるアンケート調査を実施しました。


◆記事ページはこちら(プラスファニチャーカンパニー公式ウェブサイト)
https://kagu.plus.co.jp/3965/


【調査結果サマリー】
■自分の勤める会社が「サステナビリティ活動に積極的だと思う」と答えた人は48%
■「自分の勤める会社はサステナビリティ活動に積極的」と感じている人ほど「この会社を友人・知人に勧めたいと思う」と答えており、企業のサステナビリティ活動への姿勢は、従業員のエンゲージメントに影響を与えると考えられる。
■従業員が企業に求めるサステナビリティ活動として、「書類削減やごみの削減」「環境に配慮したオフィス環境やオフィス家具、事務用品へのアップデート」などが挙がる。


[アンケート実施情報]
方法:インターネット調査
回収日:2024年8月8日
対象:デスクワークが中心の、オフィスワークとリモートワークの両方を行っている日本全国のハイブリッドワーカー
サンプル数:500人



※本調査では、『サステナビリティ活動』の定義を「気候変動への対応など環境問題への取り組み」に限定しています。


Q1. あなたが勤める企業はサステナビリティへの取り組みに積極的であると思いますか?



はじめに、「あなたが勤める企業はサステナビリティへの取り組みに積極的であると思うか」と尋ねたところ、「とてもそう思う」「そう思う」の合計が48%、「そう思わない」「全くそう思わない」の合計が52%という結果でした。

自分が勤める会社がサステナビリティ活動に積極的かどうかと尋ねたところ、結果はほぼ半々となりました。次に、この結果とエンゲージメントとの関係を調べていきます。




Q2. あなたは、現在勤める会社を親しい友人・知人に勧めたいと思いますか?【Q1とのクロス集計】



次に、「現在勤める会社を親しい友人・知人に勧めたいと思いますか?」と尋ね、Q1とのクロス集計を行いました。結果、サステナビリティ活動に積極的だと「とても思う」「思う」と回答した群では「知人・友人にとても勧めたい」「勧めたい」が半数以上であったのに対し、「思わない」「全く思わない」と回答した群では「勧めたいと思わない」「全く進めたいと思わない」が8割を上回る結果となりました。

Q2では、エンゲージメントを測るための設問として、「現在勤める会社を親しい友人・知人に勧めたいと思うか」と尋ねました。
「勧めたい」の合計値(=グラフ黄色部分)を見ると、「(サステナビリティ活動に)積極的だととても思う」群と「全く思わない」群の間には80.6ポイントもの開きがあり、サステナビリティ活動に積極的だと捉えているかどうかで、会社への評価に大きな差があることがわかりました。企業のサステナビリティ活動への姿勢は、従業員のエンゲージメントに大きな影響を与えていると言えそうです。




Q3. あなたは、サステナビリティ活動に関して、企業に何を求めますか?



続いて、「サステナビリティ活動に関して企業に何を求めるか」と尋ね、「求めるものは何もない」の回答者を省いた356名について内訳をグラフ化しました。
最も多く票を集めたのは「職場やオフィスでの書類削減やごみの削減など、従業員ができる身近な取り組みを推進する」、続いて「オフィス環境やオフィス家具、事務用品などを環境に配慮したものへアップデートさせる」となりました。



Q4. 環境に配慮したオフィス家具があることで、サステナビリティへの取り組み意識が変わると思いますか?



最後に、「環境に配慮したオフィス家具があることで、サステナビリティへの取り組み意識が変わると思うか」と尋ねたところ、「とてもそう思う」「そう思う」の合計が59%、「そう思わない」「全くそう思わない」の合計は41%となりました。

毎日使うオフィス家具や備品など、身近なものからアップデートしていくことで、従業員の意識が変わるかもしれませんね。




全体のまとめ
アンケートの結果、「自分が勤める会社はサステナビリティ活動に積極的」と感じている人ほど「この会社を友人・知人に勧めたい」と答えており、企業のサステナビリティ活動への姿勢は、従業員のエンゲージメントに大きな影響を与えていると言えそうです。
また、従業員が企業に求めるサステナビリティ活動として、「環境に配慮したオフィス環境やオフィス家具、事務用品へのアップデート」などが挙がっており、デスクやチェアなど、身の回りのものから変えていくことが有効かもしれませんね。





プラス株式会社ファニチャーカンパニーについてプラス株式会社ファニチャーカンパニーは、オフィス家具・オフィスインテリア用品の製造・販売をはじめ、オフィス・ホテル・レジデンスや医療・福祉・教育施設の空間デザインを行っています。
東京・恵比寿ガーデンプレイスに展開する自社オフィス『PLUS DESIGN CROSS(プラスデザインクロス)』では、実際に働く社員の姿や、オフィスづくりの工夫をご覧いただける見学ツアーを実施しています(事前予約制)。詳しくはウェブサイトをご覧ください。
https://kagu.plus.co.jp/designcross/





【調査結果の引用について】
「プラス『職場の居心地WEB調査』より引用」などと明記いただければ貴社媒体や社内資料等に引用いただいて構いません。