株式会社マイナビ(以下、マイナビ)が運営する従業員向け健康支援サービス「welltowa(ウェルトワ)」は、企業向けの「生理痛体験研修」を10月から開始しました。
女性活躍推進のためには働く女性が抱える課題を理解する必要がある
同社が2023年に実施した「企業と従業員の健康課題への認識に関する調査」では、女性特有の健康課題として、「PMS(月経前症候群)」や「月経」などが上位にあげられたといいます。
また、女性が健康課題を抱えながらキャリアを築くために必要とするサポートとして、「受診や休暇が取りやすい制度設計」「上司や部署内のサポート」「業務分担や人員配置の考慮」などが挙げられたそうです。
以上の結果から、マイナビは職場での女性活躍を推進していくためには、女性の健康問題に対する周囲の理解が不可欠だと捉えているとのこと。企業の人事担当者や管理職を中心に働く女性が直面する課題を体感することが重要だとして、「生理痛体験研修」を行うといいます。
生理痛VR体験装置を使って生理痛を疑似体験!
「生理痛体験研修」は、セミナー・生理痛体験・ワークショップの3つから構成されているそうです。
「月経痛再現の可能性と効果を検証する研究」のなかで開発されたという生理痛VR体験装置「ピリオノイド」を使って、生理痛を疑似体験します。
また、生理が起こるメカニズムや生理痛の基本知識を学ぶセミナーや体験を通じた感想や意見の交換をおこなうワークショップを組み合わせているとのこと。
同社は、「この研修を通し、他者の痛みや体調変化に対する理解を深め、職場でどのようなサポートが必要かを考え、すべての従業員が健康で働きやすい職場環境づくりのきっかけとなることを目指していく」といいます。
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