キリンビール株式会社(以下、キリンビール)は、「キリン 氷結mottainai ぽんかん(期間限定)」を10月22日(火)に発売します。
同社が展開するCSV活動「氷結mottainaiプロジェクト」第2弾の今回は、シリーズ初となるぽんかんフレーバーが登場。本商品を通して規格外の農産物を効率的に利用し、約20万個の果実のフードロス削減を目指すとしています。
規格外の果実を使用
収穫直前に暖かい雨が降ると、果実の表面が陥没したり褐変してしまったりすることがあるといいます。また、表面の傷や大きさなどが理由で規格外と見なされ、味は変わらないのに廃棄を余儀なくされる場合もあるそうです。
こうした高知県産ぽんかんを原料として活用するのが、今回発表された「氷結mottainai ぽんかん」。
今年5月に、「氷結mottainaiプロジェクト」第1弾として期間限定で「キリン 氷結mottainai 浜なし」を発売しました。こちらも規格外の浜なしを原料に使ったもので、約3万4,000個分の果実のフードロス削減を実現したといいます。
さらに、商品の売り上げの一部をキリンビールから横浜農業協同組合果樹部に贈呈する取り組みも行ったとのことです。
1本につき1円を寄付
「キリン 氷結mottainai ぽんかん」も、同様に果実のフードロス削減を目指すとし、約20万個分を目標としています。
また、前回に引き続き、売り上げ1本につき1円を生産者へ寄付する仕組みがあるとのことで、農家への直接支援を実現するプロジェクトに成長することが期待されます。
「キリン 氷結mottainai ぽんかん」は、350ml缶と500ml缶の2種類がラインアップ。全国の小売店舗で販売される予定です。
<参照>
果実のフードロス削減・農家支援につながる氷結®mottainaiプロジェクト第2弾「キリン 氷結®mottainai ぽんかん(期間限定)」を新発売
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