HOMEビジネス 大和ハウス工業がホテル開発プロジェクトを米国で始動 フロリダ州に複合ホテルを建設

大和ハウス工業がホテル開発プロジェクトを米国で始動 フロリダ州に複合ホテルを建設

丘田麻美子

2024/10/30(最終更新日:2024/10/30)


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大和ハウス工業株式会社は、米国フロリダ州オーランドにて、ホテル開発プロジェクトを始動。10月初旬に「EVEN Hotel and Staybridge Suites Orlando Universal Boulevard(イーブンホテル アンド ステイブリッジスイーツ オーランド ユニバーサルブールバード)」の起工式を行いました。

2026年の開業を目指し、地上7階建て、総客室数288室のホテル開発を進めていくとのことです。

2つのホテルブランドを融合、多様なニーズに対応

開発プロジェクトは、世界100カ国以上でホテル事業を展開するというインターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)との協業により実現しました。

このホテルは、IHGが展開するビジネス向けホテルブランド「イーブンホテルズ」と、長期滞在型ホテルブランド「ステイブリッジスイーツ」の2つを1棟に集約している点が主な特徴になるそうです。

「イーブンホテルズ」は、ビジネス利用を想定し、快適に過ごせる「スタジオタイプルーム」と「スイートルーム」の2種類の客室(計120室)を用意。

「ステイブリッジスイーツ」は、キッチンや家電を完備した約32㎡と約51㎡の客室(計168室)を揃えており、家族連れなど大人数での長期滞在ニーズに対応できるといいます。

共用部には、約1,200㎡の大型コンベンションルームをはじめ、トレーニングルーム・屋外プール・アスレチックスタジオなどを設置。快適に過ごせる充実した館内施設を備えているとのこと。

「イーブンホテルズ」は、ビジネス利用を想定し、快適に過ごせる「スタジオタイプルーム」と「スイートルーム」の2種類の客室(計120室)を用意。「ステイブリッジスイーツ」は、キッチンや家電を完備した約32㎡と約51㎡の客室(計168室)を揃え、家族連れなど大人数での長期滞在ニーズに対応します。

共用部には、約1,200㎡の大型コンベンションルームをはじめ、トレーニングルーム、屋外プール、アスレチックスタジオなどを設置。館内でも快適に過ごせる充実した施設を備えています。

観光都市という好立地を生かす

ホテルを建設するフロリダ州オーランドは、2023年には年間740万人もの観光客が訪れたという全米屈指の観光都市。

「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」など複数のテーマパークが集まり、2025年には全米最大級のアミューズメントパーク「ユニバーサル・エピック・ユニバース」も開業予定だといいます。

また、大型コンベンションセンターや商業施設なども充実しており、ビジネス・観光の両面で高い需要が見込まれるとのこと。

大和ハウス工業は、ビジネスからレジャーまで、幅広い顧客層の取り込みを目指し、この事業を皮切りに、米国およびアセアン地域におけるホテル開発事業を展開していく方針を示しています。

<参照>
「EVEN Hotel and Staybridge Suites Orlando Universal Boulevard」起工式を実施(ニュースレター)

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