経路検索サービス「NAVITIME」(運営・株式会社ナビタイムジャパン)が、スポーツイベント主催者に向けて「迂回ルート検索システム」の提供を始めました。
マラソン大会などのスポーツイベントの際に発生する大規模な交通規制に伴う車の迂回ルート検索や、周辺地域への告知機能を備えたサービスとのこと。
「迂回ルート検索システム」とは
本サービスを利用すると、イベント公式サイトやナビタイムジャパンの経路検索サービス「NAVITAIME」Web版に、迂回ルート検索機能や告知バナーを表示できます。
これによりイベントの事前告知や迂回ルートの案内が円滑になるほか、問い合わせに対応する主催者や現場の交通整備スタッフの負担、来場者らの不満も軽減される見込みです。
出発地と目的地を入力すると、当日の交通状況に応じたリアルタイムの交通・渋滞情報を考慮した迂回ルートが提案され、地図上で所要時間や距離も確認できます。規制区間を吹き出し形式などで告知することも可能とのことです。
導入先や利用者から歓迎の声
港区マラソン実行委員会が開催する「MINATOシティハーフマラソン」は、2018年から本サービスを導入しています。
検索システム利用する参加者が多く、交通規制や迂回ルートに関する問い合わせ対応が以前より減ったそうです。
そのほかにも導入先や利用者から「迂回ルート検索の利用が多く、広報活動からドライバーの運転計画を事前に促すことができた」「チラシを見てもどのように迂回したらいいか分からなかったが、この機能を使うことで普段と違うルートを事前に調べることができた」と言った声が寄せられたといいます。
利用の申し込み・問い合わせはこちらから行うことができます。
<参照>
【関連記事】
Osaka MetroがAI画像解析を活用した落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入
Osaka Metro(大阪市高速電気軌道株式会社)は、10月1日から、株式会社findが提供する「落とし物クラウドfind」という新しい落とし物検索サービスを導入しました。 このサービス...
迂回経路の決め手に役立つ 「運行情報キャスト」が「Yahoo!乗換案内」iOS版で提供中
LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)は、乗換検索アプリ「Yahoo!乗換案内」のiOS版において、新機能「運行情報キャスト」の提供を開始しました。 同サービスは、全国の鉄道の運行...
クルマで帰省や旅する人に向けて Yahoo!検索が高速道路SA・PAの情報を検索画面で一覧表示
LINEヤフー株式会社は、「Yahoo!検索」において、高速道路10路線を対象としてサービスエリア(以下、SA)とパーキングエリア(以下、PA)を路線ごとに一覧でまとめた情報が、検索結果画面に表...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう