「英語を話さなくてはならないけど、相手に伝わるかな……」とオンラインミーティングで“言葉の壁”に不安を感じたことがある人は少なくないはずです。
AIを活用したサービスを開発・運営する株式会社CoeFontは、「Cross-Language Meeting」β版の提供を10月から開始しました。自らの声をAI音声に変換し、翻訳するという無料ツールです。
提供開始に伴い、さまざまな用途で同サービスを利用してもらい、サービスの精度向上を共創するテストユーザーを募集しています。
自分の声でのリアルタイム翻訳を実現
同社によると、英語力不足が課題になっている日本において、国際的な競争力を維持するためには、多言語コミュニケーションの円滑化が求められているとのこと。
「Cross-Language Meeting」は、ZoomやGoogle meetなどで実施されるオンライン会議で、英語をはじめとする多言語への同時翻訳を行うといいます。
事前に日本語で約5分間、自分の声を収録することで、その声に近い日本語と英語のAI音声が生成するという特徴があります。
公開されているβ版は、現在英語にのみ対応。順次、中国語をはじめとした多言語にサービスを拡大していく予定とのこと。
テストユーザーを募集
今回「Cross-Language Meeting」のサービス品質向上を目指し、テストユーザーの募集を開始したとのこと。
テストユーザープログラムに登録することで、無料でサービスが利用でき、サービスへのフィードバックにも協力できるそうです。
なお今後はサービスの本格リリースに向け、品質の向上と多言語のAI音声技術の向上を目指していくといいます。
<参照>
CoeFont、“言語の壁”を解決するリアルタイム音声翻訳サービス「Cross-Language Meeting β版」を無料で提供開始
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