HOMEビジネス 免許取得する在留外国人に向け、自動車教習所向け自動翻訳サービスを開発【TOPPAN・トヨタ名古屋教育センター】

免許取得する在留外国人に向け、自動車教習所向け自動翻訳サービスを開発【TOPPAN・トヨタ名古屋教育センター】

佐々木 佳

2024/10/22(最終更新日:2024/10/22)


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在留外国人の増加に伴い、自動車の運転免許取得を目指す外国人が増えているといいます。

そんななか、TOPPAN株式会社と株式会社トヨタ名古屋教育センターは10月から、自動車教習所向けの多言語翻訳サービス「VoiceBiz教習所版」を開発・導入しました。

自動車教習所で使われるフレーズを5カ国語に自動翻訳

このサービスは、TOPPANグループが開発した音声翻訳サービスを基盤としています。

日本語と英語・中国語(簡体字・繁体字)・ベトナム語・フィリピン語の計5言語に対応。自動車教習所の業務に関する専門用語や定型文を標準搭載しているそうです。

株式会社トヨタ名古屋教育センターが自動車学校の運営や、教習所用教本・教材の製作、教習所職員の研修などから培った知見をもとに監修をおこなっているといいます。

安全に関わる用語の正確なコミュニケーションを支援

自動車教習所では安全に関わる専門用語の正確な伝達が欠かせません。しかし、自動車学校には外国語に堪能なインストラクターは少なく、コミュニケーションの課題が顕在化していたそうです。

そこで、スマートフォンやタブレットで利用できる「VoiceBiz教習所版」の自動翻訳サービスで、スムーズなコミュニケーションを支援するとしています。

2025年度までに60校への導入を目指す

サービスの価格は、初期費用80,000円(税別)、月額費用5,000円(税別)となっています。両社は2025年度までに60校への導入を目指しており、利便性の高い教習環境の構築を進める方針です。

<参照>

TOPPANとトヨタ名古屋教育センター、自動車教習所向け多言語翻訳サービスで協業を開始

 

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