ミズノ株式会社(以下、ミズノ)は、ダウンを超える温かさを実現するという新素材「テックフィルブレスサーモ」を開発しました。
「テックフィルブレスサーモ」とは?
新素材は、薄い不織布を何層にも重ねた構造で、柔らかさと膨らみがあり、ダウンよりも保温性に優れる中綿素材だといいます。
1993年に開発されたミズノ独自の吸湿発熱素材「ブレスサーモ」に水になじみにくい疎水加工を施すことで、湿気は吸いながらも水を吸いにくい素材の開発に成功したそうです。
結果、保温性の低下を抑制し、水濡れに強い素材となっているとのこと。
実用性の高い素材に
「テックフィルブレスサーモ」は、デッドエアと呼ばれる動かない空気を多くため込むことができ、ダウンを超える温かさを実現したといいます。
また、繰り返し洗濯をしても膨らみをキープし、水を吸いにくいことから乾きやすく、家庭でも繰り返し洗濯が可能なことも、特徴のひとつだそうです。
アニマルフリー貢献とウインタースポーツ活用へ
通常、ダウン製品を作るには水鳥の羽毛を使用し、その多くの場合が生きた水鳥の毛をむしり取る方法で採取しているのだといいます。
ミズノは、保温性や温かさにおいてダウンを超える新素材「テックフィルブレスサーモ」を開発したことで、脱ダウン化を後押しするとともに、サステナブルな未来の実現へ向けて、アニマルフリーで動物保護につながるような取り組みを目指す方針です。
また、同素材は、2024年秋冬シーズンからトレーニングウェアや寝具など多岐にわたる製品展開も予定。今後は、ウインタースポーツの競技団体にも納品される見込みとのことです。
サステナブルな未来の実現へ向けて、アニマルフリーで動物保護につながるような取り組みを目指す方針です。
<参照>
【関連記事】
筋トレしたボディーでカッコよく着こなす! 強く美しい、マッチョに向けた“ゴリラスーツ”クラファン開始
タクシーやバスのドライバー制服を展開するつちや産業株式会社は、筋肉質な男性も快適に着こなせるという「ゴリラスーツ」をMakuakeにて販売開始しました。 鍛え上げた肉体にマッチするスーツ ...
東京オリンピック跡地が複合型スポーツレジャー施設に スケートボードなど6種目を楽しめる
2024年の夏、オリンピック・パラリンピックがパリで開催されました。各国選手の躍動に、心動かされた人も多いのではないでしょうか。 2021年に行われた「東京2020大会」で競技会場や選手村...
ホームタウン川崎市を盛り上げる! 川崎ブレイブサンダーズがJR川崎駅の壁面LEDビジョンに登場
神奈川県川崎市をホームタウンとするプロバスケットボールチームの川崎ブレイブサンダースは、川崎市が行った公募型プロポーザル事業の事業者に選定され、その取り組みとしてJR川崎駅北口通路に大型のLED...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう