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宇宙旅行の実現・商品化を目指し、日本旅行と将来宇宙輸送システムが業務提携

ひのあかり

2024/10/04(最終更新日:2024/10/04)


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約3年前、実業家の前澤友作さんが宇宙旅へ飛び立ったことを覚えている人は多いのではないでしょうか。

現在は、安全性やコスト面などのさまざまな課題から、ごく限られた人しか宇宙を旅することはできません。

株式会社日本旅行(以下、日本旅行)と将来宇宙輸送システム株式会社(以下、ISC)が、業務提携契約を締結。誰もが行ける宇宙旅行事業の実現を目指して、事業検討を共同で行うといいます。

両社の知見を合わせ、“誰もが行ける”宇宙旅行の実現へ

2020年に宇宙事業を専門とする部署を設置したという日本旅行。地域活性化・教育分野における宇宙事業への取り組みを進めると同時に、地球から宇宙空間への旅行を商品化することを目指しているといいます。

一方のISCは、2028年3月までに人工衛星打ち上げ用ロケットの開発に取り組み、宇宙往還を可能とする輸送システムの実現を目指しています。

両社はこの業務提携を機に、2030年代に「宇宙旅行」を事業化し、誰もが宇宙へ行ける未来への1歩を踏みだしました。

知見を持ち寄って行う共同調査などを通じて、安全・安心、快適かつ魅力的な宇宙旅行の実現に向けて構想の具体化を図るとのことです。

提携による取組例は?

両社は事業検討における取組例として、宇宙業界の各展示会や、世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPO」における共同の取り組みを紹介。

2023年12月から、ISCが人びとのニーズを引き出すために行ってきたという宇宙旅行の先行予約(アンケート)の規模拡大を挙げています。

また、具体的な宇宙旅行の商品化も、取り組みの1つとして検討されているそうです。

<参照>
誰もが行ける宇宙旅行事業を目指した事業検討を進める業務提携契約を締結

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